6月16日から21日にかけて岸和田競輪場で開催された第77回高松宮記念杯競輪(GI)で、古性優作選手が3度目の宮杯制覇を達成しました。
地元・岸和田で行われるこの大会に並々ならぬ思いを抱いて臨んだ古性選手は、一次予選2着同着、2着、白虎賞1着、準決勝1着と勝ち上がり、決勝で見事優勝を決めました。しかし、ゴール前で前を任せていた寺崎浩平選手が落車。優勝インタビューでは笑顔を見せることはありませんでした。
「自分の技術不足」と悔しさをにじませながらも、「近畿のためにさらに強くなりたい」と語った古性選手。レースを振り返ったインタビューをお届けします。

若い選手が気持ちを持って走ってくれたことがとても嬉しかったですし、自分もその期待に応えたいです!
―ラインを組んだ寺崎浩平選手の落車もあり、複雑な心境だと思いますが、今のお気持ちは?
「全くよくないですね……。ただただ申し訳ない気持ちです」

―レースを振り返ってください。寺崎選手の番手でしたが、どのような組み立てを考えていましたか?
「寺崎が前中団から行きたいということで、理想通りの位置は取れたと思います」
―犬伏湧也選手の動きもある中、寺崎選手が打鐘前から思い切って仕掛けました。後ろで見ていていかがでしたか?
「とんでもなかったですね! 気持ちもですし、脚もですし、本当に寺崎君がすごかったです」
―車間を切って援護していましたが、その時は?
「寺崎君があれだけ気持ちの入ったレースをしてくれたので、僕はワンツーを決められるようにと思って走っていましたが、最後は技術不足でした」
―残念なアクシデントもありましたが、優勝を決めた実感はいかがですか?
「寺崎が落ちたことしか意識になかったので、(優勝の)実感とかは考えてなかったですね」

―この大会3度目の優勝については?
「今は寺崎君の落車があって、あまり考えられないですね」
―今年も折り返しとなりました。後半はどのように戦っていきたいですか?
「目の前の一戦一戦をしっかり戦っていきたいですね」

―ポスターにもある通り、近畿の“威厳”を感じる一戦だったと思います。
「勝ち上がりから中釜(章成)君や寺崎君がすごくいいレースをしてくれて、自分はその期待に応えきれていないと思うんですけど、若い選手がそういう強い気持ちを持って走ってくれたことが、とても嬉しかったです」
―ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「連日、たくさんのご声援をありがとうございました。これからも応援してもらえるように頑張ります」
古性優作(こしょう・ゆうさく)
大阪・100期・S級S班 1991年2月22日生まれ 身長168.0cm/体重77.0kg
Q地元で大声援を受けましたが、いかがでしたか?
「連日すごい応援をいただき、本当にありがたかったです」