2026年最初のGⅠ、第41回読売新聞社杯全日本選抜競輪が熊本競輪場で開催された。復興後初のGⅠ開催となった今大会は、大盛況のうちに幕を閉じた。
決勝戦は、寺崎浩平、脇本雄太、古性優作、三谷将太の近畿4車が結束。寺崎の果敢な先行から番手の脇本が抜け出し、優勝を飾った。これで通算11回目のGⅠ制覇、さらに全日本選抜競輪連覇を達成した。
脇本はインタビューで「今年もグランプリに1人でも多く乗せられるように頑張りたい」とコメント。2026年も近畿旋風が競輪界を席巻しそうだ。

近畿の皆に支えられた優勝でした!!
-優勝の心境からお聞かせください。
「本当に近畿の仲間に助けられた優勝だったと思います」
-レースを振り返ってください。まずは古性優作選手が前を取ってレースが始まりました。
「内枠の自分がスタートを取らなきゃいけなかったんですけど、古性君が頑張って前を取ってくれたおかげです」
-近畿4車で前受けからのレースになりましたね。
「2日目のスタールビー賞を踏まえて、僕も寺崎(浩平)君も理解した上でレースをしてくれましたし、本当にうれしかったです」
-犬伏湧也選手にカマされないスピードでした。
「打鐘からすごいスピードだったので、僕もついているだけでもきつかったです」

-番手から出ていく覚悟を決めたのは、どのあたりでしたか。
「寺崎君の残り1周のスピードを考えた時、出ていかなきゃいけないなと判断して踏み込みました」
-ゴールでは古性選手がぴったり続いていました。
「近畿でゴール勝負できることが一番理想だったと思いますし、それが実現できてよかったです」
-昨年の大ケガから、この優勝はどんな意味を持ちますか。
「昨年末のグランプリから周囲に気遣ってもらいながらレースをしていたんですけど、なかなかうまくいかないこともありました。それでも近畿の皆に温かく支えてもらい、今回の優勝につながったことをうれしく思います」

-早くもグランプリ出場を決めました。
「1人でも多く近畿の仲間をグランプリに乗せられるように、今後も頑張ります」
-ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「近畿の皆のおかげで優勝することができました。自分自身、まだまだの状態ですが、次のGⅠでも自分のできる限りを尽くしたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!」

脇本雄太(わきもと・ゆうた)
福井・94期・S級S班。1989年3月21日生まれ。身長180.0センチ、体重72.4キロ。
Q 熊本の大声援はいかがでしたか?
「本当に熊本のファンの皆さんは熱くて、その中で優勝できてよかったです」