12月17日にグランドニッコー東京台場で行われたグランプリ前夜祭。
今年のGIの熾烈な争いを戦い抜いてきた9名が最後の頂点を決めるレースに向けての意気込みなどを共同記者会見で話してくれました。
今年1年、満足いく戦いをしきれた選手はおらず、年末最後にしっかり力を出し切って終わりたいと思っていることでしょう。
静岡グランプリに向け、期待が高まりますね!
1番車・古性優作(大阪・100期)
「グランプリ当日は体調をしっかり整えて、一生懸命に頑張りたいなと思います。今年1年は、窓場(千加頼)君や寺崎(浩平)君が成長していて、そのおかげでタイトルが獲れましたし、自分の力としては昨年よりも足らないので、今年の成績には満足できていないです。グランプリまで、自分の力をあげるために1日もムダにしないでトレーニングしたいです。車番を選んだのは、シンプルに内から選ばせてもらいました。静岡競輪場は、宿舎から富士山が見えますし、走っていて気持ちのいいバンクだなと思います。グランプリは脇本さんを信頼して、なんとかワンツー決められるように頑張りたいと思います!」
2番車・平原康多(埼玉・87期)
「この舞台に戻ってくることができました。グランプリは精一杯に頑張りたいと思います。1年を通して体調を整えることのできなかった1年だとは自分で感じています。競輪祭で落車したので、そのケアをしながら、気分転換に合宿にいったりして、今はなんとか立て直しているところです。車番については内から選びました。静岡競輪場はご飯も美味しいですし、過ごしやすいです。眞杉君の後ろから、ワンツーを決められるように頑張ります!」
3番車・郡司浩平(神奈川・99期)
「年末の大一番に向けて、身体をしっかり仕上げていきたいと思います。年を明けてから最初のGIで優勝できると思ってなかったんですけど、その後は不甲斐ない走りをしてしまったことも多々あるんですけど、よくも悪くもあった年でした。競輪祭のあとはケアをしながら、今は練習を万全にできているし、やりたい練習もできている状態です。あとはフレームをどうしようかなと考えている最中です。車番はなるべく内枠で選びました。(静岡競輪場は)成績うんぬんよりも走りやすいイメージが強いです。北井さんの番手で、今年は何回か連携していい時も悪い時も連携できたので、あとは年末に集大成を見せられたらと思います」
4番車・眞杉匠(栃木・113期)
「あと2週間くらいですが、楽しんで本番をむかえたいと思います。年明けのケガに始まって、なんとかグランプリまでたどり着くことができてよかったです。競輪祭が終わってから、合宿したりとやりたい練習や充実した練習ができています。平原さんが内枠なので、僕は好きな色で選んだら4番車取れました(笑)。静岡競輪場はしばらく走ってないですけど、FI優勝したことあるし、イメージはいいです。グランプリは平原さんと2人で楽しんで、力を出し切れたらいいなと思います!」
5番車・岩本俊介(千葉・94期)
「グランプリは一生懸命に頑張りたいと思います。(2024年を振り返って)驚いています! 日々の練習をいつも通り頑張っている感じです。車番は自分も内から選びました。静岡競輪場は、郡司君と一緒で走りやすいイメージがあります。北井くんと郡司君の3番手で頑張りたいなと思います!」
6番車・清水裕友(山口・105期)
「グランプリまでしっかり体調を整えて、本番にいいレースができるようにしたいと思います。今年、前半はすごいよかったんですけど、後半はちょっと調子が落ちて、最終的にきつい1年でした。競輪祭が終わってからは、しっかり練習ができている感じです。(車番は)内側で精いっぱいのところかなと思って選びました。初めてグランプリを走ったのが静岡だったし、あの時も6番車でした。今年の静岡記念も優勝できたし、好きなバンクです。単騎で頑張ります!」
7番車・北井佑季(神奈川・119期)
「グランプリは自分の力を精いっぱい出せるように頑張ります。今年の前半はすごくいい状態だったんですけど、後半は難しい状態が続いたのかなと思います。競輪祭が終わってから、グランプリに最高の状態にもっていきたいので、そのために練習を頑張っているところです。車番は僕も内から選びました。静岡競輪場はデビューしてすぐのルーキーシリーズの時に一回走っただけなのであまり印象はありません。南関の先頭で、一番ラインが長いですし、頑張ります!」
8番車・新山響平(青森・107期)
「まさか今年もグランプリに出られると思っていなかったので、出られたからには精いっぱい頑張りたいと思います。昨年は1度も優勝できなかったけど、今年は優勝してグランプリに臨めるので昨年よりもいいかなと思います。広島記念は多少追い込んだ状態でけっこう走れたので、このまま状態を維持していきたいと思います。車番は僕も内から選びました。冬季移動先が静岡県なので半分地元みたいだと思っています。単騎で頑張ります!」
9番車・脇本雄太(福井・94期)
「グランプリはしっかり調整して頑張りたいと思います。昨年のオールスターの大ケガから今年前半は苦しんだんですけど、今年は後輩たちに助けられたので、それに感謝しながらグランプリに臨みたいと思います。競輪祭の翌週に古性君と近畿合宿をしたりと、今は疲労困憊な状態ですけど、グランプリに向けて調子は上がっていくと思います。車番は、僕は外から狙いました(笑)。というのは冗談ですが、9番車はグランプリ優勝経験もあるので9番を選びました。自分も2018年のグランプリ以来の静岡競輪場ですが、いい印象をを持って走りたいです。古性君と話をして、自分が前でいつも通り頑張りたいと思います!」