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郡司がKEIRINグランプリ2024(静岡)に一番乗り!
インタビュー 2024.02.14

郡司がKEIRINグランプリ2024(静岡)に一番乗り!

#シューティング・スター・プレス

郡司浩平選手が久々のビッグ優勝を果たしました。2022年の共同通信社杯(GII)以来、GIは2021年の読売新聞社杯全日本選抜(GI)以来の優勝になります。

2021年も全日本選抜を優勝してグランプリに一番乗りし、そのメリット、デメリットをわかっている郡司選手。その上で「しっかり1年間戦い抜きたい」と言う郡司選手、その言葉からも彼の誠実さと強い意志が感じられます。

今、南関東勢は北井佑季選手、松井宏佑選手ら強力な若手選手がおり、勢いづいている。その南関東勢を引っ張ってきた郡司選手。今後も南関東の中心として競輪界を引っ張ってくれることでしょう。楽しみです!

気を引き締めてしっかり1年間戦い抜きたいと思います!

-優勝した今の心境は?
「なかなかGIの優勝から遠ざかっていましたし、そんな中で神奈川3人で決勝に乗れて、結果として優勝できて本当に嬉しいです!」

-レースを振り返って、初手は後方になりましたがどうでしたか?
「車番もよくなかったので、基本的には後ろになるだろうという想定の中でのレース運びで、あとは北井(佑季)さんに任せていました。新山(響平)を警戒しながら前に出てくれたのは、本当にいいタイミングだったと思います」

-新山選手が来た時も冷静でしたか?
「北井さんも落ち着いて走ってくれましたし、新山の勢いもよかったんですけど、あとはちょっと後ろが車間が空いていたのがわかったので、そこを入れるようにカマして、あとは北井さんの仕掛けに乗ってという感じでした」

-浅井康太選手を出させたくなかったですか?
「あそこで2車を出してしまうと北井さんの捲りもきつくなってしまいますし、僕もチャンスがなくなってしまうので、そこは新山の後ろに北井さんが入れたのは大きいですね」

-外から清水裕友選手も来ていましたが。
「最後、来るのはわかっていたんですけど、北井さんも外踏んで、かなりゴール前で頑張っていましたし、僕も最後は清水に交わされないように前に踏ませてもらいました」

-優勝の確信はどこでしたか?
「感覚的には勝ったかなというのはあったんですけど、しっかりとは確信できなかったので、ちゃんと確信できてから喜びが込み上げてきました」

-ラインの力で掴んだ勝利ですね。
「決勝だけでなく、その前の勝ち上がりの時点から勝てたのはラインの力もありますし、その力なくして、自分の優勝はなかったですし、ラインの厚みのありがたさだったりとか、強みを改めて感じました」

-南関も若手自力選手が出てきていますしね。
「そうですね! 今回の準決勝に南関からたくさん乗りましたし、そうすると決勝に南関がたくさん乗れる確率もあがってくると思うので、勝ち上がりの段階でしっかりラインで結束して勝ち上がっていくのが課題です」

-GIの優勝は、2021年の全日本選抜以来ですし、郡司ファンは優勝を待っていたと思います。
「あの時は地元・川崎でのGIだったんですけど、無観客だったので、優勝しても余り喜びが感じられなかったので、こうしてお客さんの前で優勝の喜びを表現できてよかったです」

-2024年最初のGIを獲り、早々と静岡グランプリの出場権を手にしましたね。
「こうしてグランプリの権利を手にできたことはとても大きいことでもあるんですけど、これからが大事になってくると思うので、気を引き締めてしっかり1年間戦い抜きたいと思います」

-最終目標はもちろんグランプリだと思いますが、次の目標を教えてください。
「平塚でオールスターがありますので、昨年の平塚の日本選手権で落車して悔しい思いをしているし、そこを目指して頑張りたいと思います」

-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「いつも応援ありがとうございます! 一戦一戦、集中して頑張っていきたいと思いますので、今後も応援よろしくお願いします!!」

郡司浩平(ぐんじ・こうへい)
神奈川・99期・S級1班 1990年9月4日生まれ。身長167.0㎝ 体重80.0㎏

Q お客様の声援はいかがでしたか?
「たくさんの熱量というか声援がすごくて、走っていて力になりましたし、皆さんの前で走る喜びを感じました」

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