第66回オールスター競輪(GI)を優勝した眞杉匠選手。初タイトルを獲得し、グランプリへの出場権を得ました。しかし、まだまだ現S級S班との力の差を感じているそうで、12月末までにもっと練習して、その差を埋めるべく頑張りたいと宣言していました。今も先行で頑張っている眞杉選手、彼がさらにその力を伸ばしていく未来に期待しかないですね!
しっかり関東を引っ張っていけるように頑張ります!
-優勝した今の率直な気持ちを聞かせてください。
「本当に感謝の気持ちしかないです」
-レースを振り返って、関東勢は前受けからになりましたね。
「そこは作戦通りにいって、展開的にはよかったと思います」
-レースが動き始めてからはいかがでしたか?
「全部、(吉田)拓矢さんがやってくれた感じでした」
-ご自身で仕掛けていく決断をした時はいかがでしたか?
「うーん、最初駆けて行って1周は相当にかかっていたので余裕がなくて、ホームにかえってきてちょっと余裕ができたので後ろを見つつ、タテに踏ませてもらいました」
-前に出てからはいかがでしたか?
「正直、気持ち的にもいっぱいいっぱいで、ゴールまでガムシャラでした」
-そのゴールまではいかがでしたか?
「すごく…長く感じましたね。いつも先行している距離よりも短かったのにですね」
-1着でゴールを駆け抜けましたが、優勝の手応えはいかがでしたか?
「ゴールした時に優勝はわかりましたけど、実感がわかないというか、これがGIの優勝という、もうわかんなかったです(笑)」
-レース前にオッズはご覧になりましたか?
「はい、見てたんですけど…、大丈夫かなって感じでしたね(苦笑)。けっこう一番人気で売れていたので、しっかり期待に応えなきゃいけないという気持ちとしっかり番手としての仕事を果たさなきゃいけないっていう気持ちと、重要な位置だったので」
-チャンピオンジャージを着た感想は?
「正直、現行のSSの人達と力の差を実感しているので、ちょっとでも力の差を埋めてグランプリで戦えるように、練習するしかないです!」
-グランプリのことが出ましたが、グランプリへの意気込みは?
「タイトルを獲りたいって言っていたんですけど、うーん、こんなに早く実現できると思ってなかったので、これからはしっかり関東を引っ張っていけるように頑張りたいと思います」
-今後はどんな選手になっていきたいですか?
「やっぱり先行で、新山(響平)さんや脇本(雄太)さんや北井(佑季)さんがかなり強いので、そこと戦って勝っていけるように頑張りたいです」
-ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「オールスター6日間応援ありがとうございました! 今回、なんとか優勝することができました。これからは常に上を目指して頑張っていきたいと思います!!」
眞杉匠(ますぎ・たくみ)
栃木・113期・S級1班 身長175.6㎝ 体重76.0kg
Qいつもと違うような声援があったと思いますが、どうでしたか?
「地元地区ということもあったし、走る前から声援がすごかったので、それがだいぶ力になりました。ゴール後も大声援をいただいて気持ちよかったです!」