第38回共同通信社杯(GII)を完全優勝した郡司浩平選手。
決勝戦は郡司選手、和田真久留選手、内藤秀久選手と神奈川3名で並び、一番前を任された郡司選手は打鐘から果敢な先行をみせてくれました。和田選手も捲ってくる松浦悠士選手をブロック。残念ながら和田選手らが落車のアクシデントがありましたが、ラインでお互いに仕事をしっかりした神奈川ラインから優勝者が出ました。
グランプリ出場を目標に向けて頑張りたいです!
-優勝した今の気持ちは?
「本当に優勝した嬉しさと、落車のアクシデントもあったので複雑な心境です…。でも、ラインから誰かしら優勝者をだしたいと思っていたので、それは果たせたかなと思います」
-決勝は神奈川3人のラインでしたね。
「こういう大きい舞台でなかなか同県3車というのは今までなかったことなので、準決勝を終わった後から皆でソワソワしていたんですけど、決勝でも皆の気持ちを見せようと思っていたので、それを出せたレースだったとは思います」
-レースを振り返って、どのような組み立てを考えてましたか?
「同型が多い中でどうやって組み立てようかなというところだったんですけど、車番的にも後ろ攻めかなと考えていたので、それからどうやって組み立てようかと思っていて、ああゆうレースになりました」
-風を切って行く形になりましたが、どこで行くって決めましたか?
「いや、もう、前を切った時から先行も考えていましたし、誰か来ればあとは踏んで前々にという気持ちもありましたし、それがいい方向に出ました」
-完全優勝になりましたね
「出来過ぎなくらいですね。この2場所くらいからフレームを新しくして、毎場所、毎場所、セッティングを変えてみたりしていたんですけど、なかなかしっくり来てなかったんですけど、(今回の)2日目、3日目あたりからかなり自転車が軽くなってきて、決勝も自信をもって長い距離を踏むことができました」
-これで賞金を上積みできましたね。
「少しでもグランプリに近づいたことが大きな一歩ですし、でも、まだまだ確定はしていないので喜ぶのは早いですし、あと残り少ないレース、あとGIが2つありますのでそこでの優勝を目指して、グランプリの切符を手にしたいと思います」
-意気込みを含めてメッセージをどうぞ。
「今年残り少ないレースになっていきますので、一本一本集中して、グランプリ出場を目標に向けて頑張りたいと思います!」
郡司浩平(ぐんじ・こうへい)
神奈川・99期・S級S班 1990年9月4日生まれ。身長167㎝ 体重80㎏
Q地元グランプリにかける思いというのは?
「悔しい思いもありましたし、また出たいという気持ちも常に持っていたので、それに1つ近づけたことは嬉しいですね」