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「未経験者でもプロになれる」のポスターを見て一念発起
インタビュー 2026.09.23

「未経験者でもプロになれる」のポスターを見て一念発起

#新人インタビュー

中西将太郎 東京・129期 A級3班 28歳

今年7月にチャレンジデビューを果たした28歳のアラサールーキーは、ほぼ運動未経験から競輪選手になった変わり種だ。

「父の知人に競輪選手がいたので、競輪の存在自体は知っていました。でも選手になろうとは全く考えていなかったですね。ただ、社会人になってしばらく経った時に、たまたま『未経験者でもプロになれる』って書いてある競輪選手募集のポスターを見たんです。プロスポーツ選手って響きがカッコイイじゃないですか(笑)。今からでもなれるなら、目指してみようかなって思いました」

運動経験は「中学時代にソフトテニスをやっていたくらい」。それでも養成所試験に合格すると、訓練生時代には2回のA評価を獲得。本デビュー後も決勝の常連として奮闘するなど、高い身体能力を生かし、競輪選手として上々のスタートを切っている。

社会人経験も豊富とあって思慮深く、自身に求められていることを把握する力にも長けている。地元を背にする番組となれば、「突っ張ってラインを連れ込めっていう番組の意図だと思うので、それに応えられるように」と解釈。そして、その言葉を有言実行する脚力と気持ちを持ち合わせている。

この考え方はファンからも、一緒に走るラインの仲間からも大きな支持を集めており、実際にこれまで多くのライン決着に導いてきた。

「ラインで決められる走り」をモットーに戦っており、長い距離を踏むがゆえに、現状は番手選手に差されてしまうケースが目立つ。それでも「ラインの人に差されるのはしょうがない。そこは練習して、押し切れるような脚力を付ければいいだけなので」と悲観していない。

幸いにも「田谷勇さんをはじめ、周りの方に恵まれていて、いい練習をさせてもらっています」と、好環境で練習ができているという。

まだまだ伸びしろしかない異色ルーキーの今後の成長を温かく見守りたい。

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