いよいよ競輪ルーキーシリーズが始まりますね。
富山5月3~5日
平塚5月10~12日
函館5月24~26日
松山5月31日~6月2日
以上の4開催が2024年は行われます。
さて彼らが日本競輪選手養成所を卒業してから2か月余り経ちますが、この2か月間でどのように変化したのかがポイントです。
しっかり練習を積み上げ、在所時よりも更にパワーアップしているのか?
それともあまり練習をしていなかったかどうかをしっかり見極めていきましょう。
よくあるのが、車の免許を持っていなくて、教習所に通っていてあまり練習が出来ていなかったという選手です。この辺りは色々な開催情報を見て確認をしていきたいところです。
ここで羽を伸ばし過ぎると、後々大きく響いてきますし、プロとして大きく早く成長出来るかが懸かってきます。
125期であれば一気にS級まで上り詰める事ができるのか? 126期であれば先輩期の選手と互角以上に戦えるのか。全ては選手個人の自覚に懸かってきます。
競輪ルーキーシリーズで是非その気迫を見せてほしいと思います。
125期の注目選手
126期の注目選手
中石湊は今後ナショナルチームでも活躍予定で、インターハイの1000mタイムトライアルで1分3秒を出し、プロ並みの強さを見せていました。
また山崎歩夢は、父である山崎芳仁と練習しデビューに備えています。どのようなデビューを果たすのか早く見たいですね。
仲澤春香はボート競技からの転向組。ボート競技からはあの太田海也がいますね。太田並みの強さを見せることが出来るのか注目です。
高木萌那は軟式野球から競輪に。父は高木和仁、祖父は工藤元司郎と競輪一族です。持ち前のパワーを発揮して活躍するはず。
注目選手以外でも大きく成長を遂げた選手達もいるので、そこも競輪ルーキーシリーズ開催中に見つけていきましょう。
125期のレースでの注目ポイントは、
1 先行力
先行してどれぐらい持つのか? ライン競走となるのか単騎を選ぶのかでも違いますが、先行した時のスピード、見た目の持続力を見ていきましょう。また、上りタイムも気にしておきましょう。
2 集団での位置取り
7車だとなかなか難しいところもありますが、展開のなかで中団キープから先行、捲りに出るタイミングの良さや、後方から仕掛けるタイミングに注目しましょう。
3 接触した時の競走
競輪はどうしても接触があります。当たっていく選手、当たられて引く選手、当たられてもびくともしない選手などいます。その中で当たり負け当たられ負けしない選手は要チェックです。力の入れ具合の上手さを見ておきましょう。また捌ける選手もチェックです。
126期の注目ポイントは、
1 先行力
ガールズの場合、ラインがありません。基本自力なのでまず脚があるのが大前提です。
長くもがける脚があるのかまずチェックです。
2 気持ちの強さ
これはラインが無いため、位置取りをしっかりしなくてはなりません。とはいえ、スタートから強引にいけば事故にもなりますが、百戦錬磨の先輩選手の中に飛び込んで行くのですから、引いていては勝てません。気持ちがどれぐらい強いのかを見ましょう。
3 競走の上手さ
なかなか分かりづらいワードですが、例えば、スタートが早くて、前をとるのが上手いとか、中団でも、後方でも、前に上がっていくタイミングやさらに踏んでいくタイミングが上手い、ガムシャラに先行するのではなく、緩急のつけ方等が上手いというところです。
選手を見るポイントは色々あると思います。
競輪の醍醐味は、それがファン自身の目で確かめることが出来るというところです。
是非、新人レースから自分だけの選手を見つけて楽しんでください。