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直送!競輪場便り from 久留米競輪場 畠山 ひすい(神奈川・122期) 
インタビュー 2026.10.14

直送!競輪場便り from 久留米競輪場 畠山 ひすい(神奈川・122期) 

#競輪場便り



GⅠで勝つために

 畠山ひすいの動きがいい。10月久留米は1・1・4着だった。予選1では鈴木美教にラスト1周までフタをされたが、下げた5番手から2角まくり。レース後は「最近の中では一番感触が良かった」と胸を張った。予選2、決勝ではレースの主導権を握った。決勝は児玉碧衣のまくりに屈したが、シリーズ3日間、最終バックを取った。

 「内容を考えて走っている」と話すように、最近は積極的にバックを取る競走が増えている。デビュー当初から徹底先行でやってきたが、競走得点が50点に届かない時期もあった。それでも、そのスタイルは変えずに、現在の競走得点は56点オーバー。着実に力はついている。

 「でもGⅠを走るたびに思います。足がないと何もできない、と。毎回、GⅠでは打ちのめされてます。普通開催から自力を出さないとGⅠでは勝てません。押し切れないレースが続くとメンタル的にはきついけど、今が踏ん張り時かなと思っています」

 22年4月のデビューから先行一本でやってきた。3年が経ったところで「1回、それを解放しようかな」。それまでは先行しかレースでの選択肢がなかったものを、フラットにして走ってみた。成績は安定したが、気づいたこともあった。

 「着は安定するし、レースでも苦しくない。でも、いろいろやってみて、私には先行の方が向いています。スピードがあまりないので、先行の方が合っているんじゃないかと思っています」

 デビューから通算17回の優勝がある畠山でさえ、まだGⅠでは1勝もできていない。それだけガールズ上位選手の壁は高くて厚い。

 「引退した山口真未さんと、よく食事に行くんですけど、真未さんには『GⅠで勝つには何でもやって、こだわりを捨ててもいいんじゃないか』と言われます。その通りだなとは思うけど、こだわりを捨てて1着が取れるのかな。まだ自分がGⅠで勝つ姿は想像できないです」

 それでも「順調に成長できている」と話すように、自力でガールズのトップ選手に近づこうとしている。

来月、小倉競輪場で開催されるGⅠ競輪祭女子王座戦の出場も決まった。

畠山がGⅠ初勝利でステップアップできるのか。その走りに注目だ。

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