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直送!競輪場便り from 小倉競輪場 外田心斗(愛媛・115期)
インタビュー 2026.09.30

直送!競輪場便り from 小倉競輪場 外田心斗(愛媛・115期)

#競輪場便り

小松島の逃げ切りで自信を得る

 今期(7月以降)に入って外田心斗の躍進が目覚ましい。前期は進めなかった決勝に今期は3度も勝ち上がり、7月の松阪決勝では打鐘過ぎ2センターからのカマシで2着に粘った。「今は仕掛ければどうにかなる。結果はあとから、って感じでやっている」。そう思えるようになったきっかけは、今期初戦となった小松島GⅢ最終日の逃げ切りだった。

 「最終日は北村信明さんと一緒でした。地元GⅢを走る先輩とのレースだったので、前に出たら誰も出させない作戦。打鐘から逃げて結果ワンツー(外田が1着)でした。レース後、北村さんに『自信を持っていけ』と言ってもらえました。あのひと言が大きかった」

 これまではS級点をキープするのに必死だった。位置取りを気にし、自分に自信を持てずに走っていた。小松島で長い距離を踏んでも戦えるとわかり、気持ちに余裕が生まれた。
思えば今年は、さまざまな選手からの言葉が外田にとって転機となった。4月の武雄GⅢでは佐々木豪に「もっとやれる」と声をかけられ、そこから苦手としていた長い距離を踏む練習を始めた。
3月の久留米では取鳥雄吾に「俺たちみたいな小さい選手はパワーをつけるしかない」と言われ、当時より体重を6キロ増やした。さまざまな要因が積み重なって今の走りにつながっている。

 「ちょっと、でき過ぎで怖いですけどね。今まではレースでプレッシャーや相手から警戒されることもなかったのに、最近はここ5年じゃなかったものを感じていますね。今は練習もケアも昔の倍やっているし、レースはその成果を出す場だと思っています」

 直近の競走得点は105点台まで上がり、今期は早くも10勝を挙げている(9月18日現在)。このままいけば初のS級1班昇班やビッグレース初出場も狙える。
別府の準決勝では小倉竜二に続く2着でワンツーを決めた。これからは中四国で力のある追い込み選手と連係する機会も増えそうだ。
「四国を代表するような選手を後ろに付けて走れるのは光栄なこと。今までだったら考えられないですね。最近は佐々木豪さんとも練習して、たまに松本貴治さんや石原颯君とも一緒になって刺激を受けています。四国勢がどんどん良くなっているし、僕も切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたいです」。

犬伏湧也のGⅠ制覇など、盛り上がりを見せる四国勢。走りをさらに磨いて、外田も四国をけん引する一人を目指す。

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