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直送!競輪場便り from いわき平競輪場 下井竜(三重117期)
インタビュー 2026.02.25

直送!競輪場便り from いわき平競輪場 下井竜(三重117期)

#競輪場便り

あと一歩のところで優勝を逃し、下井はがっくりと肩を落とした。

「本当に悔しい。絶好の展開になりながら勝てなかった」とうなだれた。

この開催前の熊本でも準優勝だっただけに、2開催続けての準Vの悔しさはこたえた。

「敗因? うーん、齋藤君との車間を開けすぎたかもしれない。自分ではあれでいいと思っていたけど、結果的に勝てなかったので」

言葉の節々に悔しさがにじみ出ていた。

レースは、引いた齋藤雄行が巻き返すと、番手の小埜正義が離れ、難なく下井が番手にはまった。

「最初から狙っていたわけではなくて、たまたま」と言うが、いったん前に出て誰も来なければ先行も視野に入れていたからこそ、番手が転がり込んできたのだろう。

「泉さんに一発もらったのも痛かったし、泉さんの車輪と齋藤君のペダルが当たって、和泉さんが落車するんじゃないかと構えてしまった。けど結局、自分の力不足ですね。でもやはり悔しすぎる」

線は細いが、抜群のダッシュを生かし、S級でも勝ち星を挙げていた。

そして、ガンガン逃げるそのスタイルは、追い込み型からの絶大な信頼も得ていた。

いまだにA級を戦っているのが不思議でしょうがない。

「半年前からウエイトトレーニングを重点的にしてきたんです。食べても太れない体質だから、ウエイトトレーニングで筋肉量を増やそうと思って」

よく、トレーニングの効果が出るのは約6か月後と言われている。

「そうなんですよ。でも全く効果を感じられない(笑)。ウエイトトレーニングをしても、結果的に脚にそれを伝えることができなければ意味がないんです」

やることはやってきただけに悩んだが、

「ウエイトトレーニングは続けますが、今までみたいにそれを重点的にするのではなく、比重を下げました。それがいいか悪いかは別にして、いろいろと試行錯誤しながらトレーニングをしています」。

7月からはS級に復帰する。

S級で暴れるためにも、A級では自力で白星を量産し、優勝回数を増やしたい。

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