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直送!競輪場便りfrom武雄競輪場 梶原海斗(福岡・123期)
インタビュー 2026.01.28

直送!競輪場便りfrom武雄競輪場 梶原海斗(福岡・123期)

#競輪場便り

逃げてレース足を取り戻す

 今年初戦の武雄FⅠは梶原海斗にとって原点回帰のシリーズだった。

 初日から積極的なレースを意識した。予選は前受けから牧田悠生の上昇を受けて、すんなりと3番手を確保した。そのまま牧田を駆けさせてまくりでも良かったが、打鐘3コーナーから迷わず飛び出して主導権を握った。

 「(S級初優勝した昨年)12月松阪も3日間、全部まくりだった。今回はレースの感覚を戻しに来た。今は長い距離を踏める足がないし、ペース配分の感覚もなくなっている。逃げて感覚を戻さないと」

 結果は3着に敗れた。レース後は息が上がり、苦しい表情を浮かべたが、やりたいレースはできた。最終日も前受けからの突っ張り先行で2着に粘った。「自信のなさが出た。また練習します」と振り返った準決勝は打鐘で大川剛にたたかれて7着大敗したが、シリーズ3日間でバック2本なら及第点といっていいだろう。

 昨年11月末にインフルエンザにかかり、年頭の立川GⅢは発熱により欠場した。秋に腰部ヘルニアで1カ月半欠場するまでは25本あったバック数も武雄開催時には9本にまで減少していた。

 「腰痛は今のところ大丈夫。夏場や体調を崩す前の久留米の頃は600メートル逃げてもきつくはなかった。それが今は末足もなくて、きつい。暖かくなる前にはレース足を戻したい」

 武雄を終えて、バック数は2桁に乗った。当面はバック数を「18」ぐらいまで伸ばすことが目標だ。「18本、20本あれば自信になるし、気持ちも楽になる。相手にとっては脅威になると思う」。チャレンジ、A級戦を特昇でクリアし、昨年末のヤンググランプリにも出場した九州期待の若手レーサー。今年の目標でもある「GⅠ出場」へ、これからもっと先行力に磨きをかける。

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