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直送!競輪場便りfrom 小倉競輪場 柳詰正宏(福岡97期)
インタビュー 2025.12.10

直送!競輪場便りfrom 小倉競輪場 柳詰正宏(福岡97期)

#競輪場便り

大ブレイクを果たした1年

8月の地元GⅢ「吉岡稔真カップ争奪戦」でGⅢ初優勝した柳詰正宏が、地元GⅠの競輪祭に初めて出走した。前検日には「いよいよですね。少しでも勝ち上がって、いいところを走って楽しみたい」と意気込みを語っていた。

 地元GⅢ同様に初日1Rから登場し太田海也ライン3番手から3着スタートを切ると、2走目も4着で一次予選をクリア。二次予選Bは9着で準決勝進出はならなかったが、4走目の5日目で2着に入るなど奮闘した。「記念とは比べものにならないくらいのお客さんが入っていて、やっぱりGⅠの雰囲気はいいですね。記念を経験して最高の結果を出せたので、そこまで緊張しなかった。バンクを走り慣れているっていうのもあるでしょうね。そこはアドバンテージだと思います」

 4回目のGⅠ、6回目のビッグレース出走だった。これまで1走目で1度も車券に絡めず勝ち上がったことがなかったが、地元の後押しもあって存在感を示した。「2着を獲れた時は自転車も思っていたくらいは進んでくれた。状態的にもうまく上げられて地元のGⅠに臨めたと思う。ただやっぱり、二次予選Bが凄く悔しかった。上位の選手と走って得るものもあったし、これを糧にこれからも頑張っていきたいですね」。二次予選Bは伊藤旭―嘉永泰斗の3番手回り。寛仁親王牌でGⅠ覇者となった嘉永に付けられたのも、今後への大きな財産となっただろう。

2025年は大躍進の1年になっている。2月の地元FⅠで優勝。これまでS級での優勝は20年の宇都宮ブロックセブンのみだったため、これが実質のS級初優勝となり8月にはGⅢまで制覇。地元GⅠも経験できた。初弟子の尾野翔一もデビューを果たし、現在はナショナルチームに在籍中。11月末の久留米で特別昇級に失敗したが、近いうちにS級で活躍するだろう。「またこの舞台(競輪祭)に戻ってきたい」と目を輝かせた柳詰。師弟共々、これからの活躍に期待したい。

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