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直送!競輪場便り from 松戸競輪場 取鳥雄吾(岡山・107期)
インタビュー 2024.08.14

直送!競輪場便り from 松戸競輪場 取鳥雄吾(岡山・107期)

#競輪場便り

取鳥雄吾に注目しているファンは多いはずだ。

ここ数か月の勝率、勝利数は高く、思い切りのいい印象的なレースが多くみられるからだ。

松戸記念の準決勝では、S班の眞杉匠との残り1周からの踏みあいに勝ち、1着でゴールしたレースは観ているほうにも気合いが伝わった。

3月玉野記念の決勝でも眞杉匠との先行勝負に勝っており(着位は取鳥9着、眞杉8着)

脚力が申し分ないのは誰もが知るところ。

松戸記念の決勝は南関VS中国勢の構図だった。

地元南関地区が新村穣-深谷知広-岩本俊介-和田健太郎の4車と2段駆けの様相。

対する中国勢は取鳥雄吾-清水裕友-月森亮輔。

青板で取鳥は、誘導と大きく車間を空けて、突っ張る態勢。そこを南関勢が一気に踏み上げて、青板バックで先頭に。取鳥は叩かれるも番手の深谷のところをイン粘り。深谷から一発大きいのをもらうも耐えての踏みあいに。

結果深谷に踏みあいで負けるも、南関を分断し、ラインの清水、月森のワンツーに貢献と気合が伝わるレース内容だった。

「雄吾が全部やってくれました。おかげで優勝することができました」と優勝した清水も絶賛。

気合が伝わるレースは見ていて気持ちがいい。取鳥を応援したいファンもさらに増えたはずだ。 

中国地区には松浦、清水のエースもいるし、世界の太田海也が「競輪」に戻ってくれば

輪界の勢力図は変わってくるはず。

取鳥に順番が回ってくるのはわりと近いうちかもしれない。

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