先月のガールズケイリンフェスティバル2022に続き、佐藤水菜選手が『第65回オールスター競輪(GI) ガールズドリームレース』を優勝しました。昨年はアルテミス賞で、今年はガールズドリームレースと上の舞台で優勝を果たした佐藤選手、自信の表れか落ち着いたレースぶりは圧巻のひと言でした。まだまだ強くなる佐藤選手、ガールズケイリンを走る機会は少ないですが、その分、一レース一レースで力を出し切る走りを見せてくれます。目標に向かって突き進む佐藤選手にますます期待が高まります!
優勝で恩返しできてすごく嬉しいです!
-ガールズドリームレースを優勝した心境は?
「この舞台に立てるのはファンの皆さんの応援あってなので、それに優勝で恩返しできてすごく嬉しいです!」
-今まで走ったアルテミス賞とは違いましたか?
「違いましたね。1つ上の舞台で走れることはすごく楽しかったですし、嬉しかったですし、すごく色んな感情があります」
-レースについてですが、初手はどう考えてましたか?
「上手く中団にいたいと思っていたんですけど後方になってしまったので、焦ったら負けだなと思って冷静にレースを見ていました」
-その冷静さが車間の切り方に出ていたと思いますが、どうですか?
「はい、太田りゆ選手が車間を切っていたので、切り過ぎに気をつけながら、でも切って、いいタイミングで行こうって思ってました。いいタイミングがいつかわからないですけど(笑)、でも、自分の中で『今だ』って思った時にすぐに反応できたのですごくよかったと思います」
-実際に踏み出して、捲り合戦みたくなりましたけどどうでしたか?
「バックがすごい向かい風だったので、これは我慢比べだなって思いながら踏ん張ってました」
-捲りがききにくいと言われる西武園のバンクですが、いかがでしたか?
「自分は脚を使わずに捲り一発にかけられたので、それと外々というところで、コーナーの出口では有利だと思ったので、マイナスのことは考えずにゴールだけ見ていました」
-優勝の手応えはどの辺りでしたか?
「4コーナーくらいで児玉碧衣選手をとらえた辺りです」
-そこからゴールまでは?
「そこからは真っ直ぐ走ろうと思いました」
-賞金も積み重ねましたね。
「グランプリに出るには賞金が大事になりますが、今回の賞金でもまだまだ足りないので、次走はまだ決まってないですけど、一戦一戦積み重ねていきたいと思います」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「ありがとうございました!!」
佐藤水菜(さとう・みな)
1998年12年7月生まれ。身長163㎝ 体重59㎏
Qお客さんの声はどうでしたか?
「すごく盛り上がっていて、皆さんと一緒に楽しめたことを感じました」