ガールズグランプリを制した佐藤水菜選手(神奈川・114期)、年間グランプリスラム達成という偉業を成し遂げました!!
アップの時に先行の二文字が浮かんだそうですが、その通りに最終ホーム前から一気に駆け、そして、捲ってくる選手を寄せつけず逃げ切って優勝を飾りました。
2026年は世界選手権からオリンピックのポイントを賭けた闘いも始まります。そのためにもトレーニングでもっとパワーアップしていきたいと語る佐藤選手、2026年もガールズケイリンを引っ張っていく彼女の走りは期待しかないですね!

-優勝した心境は?
「2年前の平塚グランプリでは落車して悔しい思いをして、少し不安を抱えて入ったんですけど、本当にたくさんのお客さんが見守ってくれて、応援してくれたので、その目の前で逃げ切って優勝できたのでとても嬉しいです」
-今日はどうレースを考えていましたか?
「アップする前くらいに、なぜか“先行しよう”と自分の中で決めて、そこからは先行するレースをと思って、勇気をもって走りました」

-ふっと先行する気持ちが沸いてきたんですか?
「そうですね、男子のレースを見て勇気をもらうというか、ヒントをもらって、前々に攻めるレースをしたい、先行しようと思いました」
-初手は真ん中になりましたが、どう組み立てを考えましたか?
「初手はどことかあまり考えていなくて、いつも後方に置かれてしまうので、スタートはあまり脚を使わずに取れた位置でいこうと思いました」
-思いついた通り、ホーム、バックを取る競走でしたけど、どうでしたか?
「自分自身、ホームが取れたと思っていなかったので、すごく嬉しかったです」

-そのままゴールまで逃げ切りましたが、どうでしたか?
「最終バックで捲ってくる気配がしたので、そこで必死に踏んで、ゴールまでなんとか踏み切った感じです」
-後ろが並走になったのはわかりましたか?
「見てなかったですね。正直、前に出たあとに捲りを警戒していたので、踏み勝たなきゃっていう気持ちで前だけ見ていました」
-優勝の実感はどこでしたか?
「ゴール線が目の前に来るまでは自分も逃げ切れるかわからなかったんですけど、白線が目の前に来た時に嬉しい気持ちが溢れ出しました」
-ゴールした瞬間は?
「自分も優勝を確信できた走りでしたし、お客さんからバンクのどこを周っても『おめでとう!』という声が途切れない温かい声援をいただけたので、地元だったし、ガールズグランプリだったので、すごくいい思い出になりました」

-2025年はどうでしたか?
「出来過ぎた1年だったので、ここが一番いい時だったなと言われないように気を引き締めてトレーニングをしっかり積んで、2026年もいい成果を出せるように頑張りたいです」
-もっといい成果というのは?
「競輪の結果だけ見るとなかなか難しいんですけど、自分の脚力とかウエイトの重量とか基礎的なところはまだまだヨーロッパの選手たちには追い付いていないですし、日本のナショナルチームとして見た自分の立ち位置はまだまだ下にいるのでもっと上を目指していきたいです」

-新しい赤いパンツはどうですか?
「自分が履いている時は実感がないですけど、他の6名の選手たちが履いているところを見て、ガールズ選手の格があがって、自分たちもガールズグランプリに出たことをもっと誇れるようになりましたし、これからのレースが楽しみになりました」
-2026年はどんな1年にしたいですか?
「2026年は3月から(自転車競技の)シーズンが始まるので、そこに向けて基礎を作り上げている段階なので、しっかりトレーニングを積んでいきたいです。オリンピックポイントが世界選手権から加算されるので、世界選手権でも結果を出して日本チームで出れるように、そして、ガールズグランプリ、GIを獲れるように頑張りたいです」

-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「2025年はたくさんの応援ありがとうございました。まだまだ自分は足りないところがありますし、まだまだ強くなる余地があると思うので、2026年も温かく応援していただければ嬉しいです!」
佐藤水菜(さとう・みな)
神奈川・114期・L級1班 1998年12月7日生まれ。身長163.0㎝ 体重59.0㎏
1番車で走る意気込みは?
「2026年1年間は、1番車でカッコいいレースをできるように、後悔のないレースをできるように頑張りたいと思います!」