佐藤水菜選手が、オールガールズクラシック、パールカップ、女子オールスターに続き、競輪祭女子王座戦を制し、年間の全GI優勝の偉業を達成しました。
ナショナルチームのジェイソンコーチとの約束はGI全優勝とガールズグランプリ優勝ということで、この約束を果たすため、年末に向けさらにギアを1枚あげていきたいと語る佐藤選手。その強さから目が離せそうにないですね!

-優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます!」
-決勝は落車もあって残念でしたが、優勝した心境をお聞かせください。
「その通りで、嬉しくないと言ったらウソですけど残念さと半分半分という感じです」
-レースを振り返って、1番車でしたがどうでしたか?
「特に組み立ては考えてなくて、誘導員が退避したあとの流れを見て動きました」
-尾崎睦選手が並走になる場面もありましたが、気になりましたか?
「誘導退避の時にはもう自分の位置は確保していたので、特に位置にこだわることはなかったですね」

-梅川風子選手らの仕掛けを見ながらの、仕掛けになりましたがどうでしたか?
「私の動きを警戒していたのは見えたので、自分はダッシュに自信があるし、先に仕掛けて出切れたのでよかったです」
-出切ってからゴールまでは?
「2センターの一番加速しなきゃいけないところで落車があり、自分の集中が切れた部分もあったんですけど、2番(梅川風子選手)が来たのが見えて、すぐに気持ちを入れ直せたので、そこはちゃんとできてよかったです」
-これで年間GI全て獲りましたが、それに関しては?
「まだ年末にガールズグランプリという大きい舞台が残っているし、コーチとの約束は次のガールズグランプリを獲るところまでなので、ここで満足することなく獲れるようにトレーニングを積んでいきたいです。」

-ガールズグランプリの出場メンバーも決まりましたが、印象は?
「1年間上位で戦ってきた選手たちが集まる舞台なので頑張りたいです」
-グランプリまでの過ごし方は?
「明日、コーチとコーヒーを飲みに行く約束しているので、明日はコーヒー飲んでゆっくりして、明後日からしっかりトレーニングをはじめたいと思います。それで1か月しっかりトレーニングして、でも、コーチがクリスマスは家族と過ごすために帰ってしまうので、そこからは自分でギアを1枚入れた練習をしたいと思います」
-平塚での開催になりますが、意気込みは?
「平塚グランプリは、昔落車した苦い思いがありますが、そのイヤな思い出を払拭できるように頑張りたいです」
-優勝ということですか?
「そうですね」

-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「今開催も応援ありがとうございました。自分としては弱いなと痛感した3日間だったので、この1か月でまた鍛え直して、成長した姿をガールズグランプリで見せられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
佐藤水菜(さとう・みな)
神奈川・114期・L級1班 1998年12月7日生まれ。身長163.0㎝ 体重59.0㎏
Qグランプリに向けては?
「グランプリに向けて、今回はグローブを着用したので、ちょっと温かくレースに臨めるかなと思います」