第68回オールスター競輪(GⅠ)と第1回女子オールスター競輪(GⅠ)のファン投票が4月11日から5月11日にわたり行われました。
ファン投票結果発表記者会見が6月23日に行われ、女子は9年連続9回目の1位に児玉碧衣選手、男子は2年連続2回目の1位に古性優作選手が選ばれました。
児玉選手も、古性選手も投票してくれたファンの皆さんへの感謝と、そして、練習を重ねて、8月に恩返しをしたいと語ってくれました。
古性優作「オールスターまでに新しい練習を試して、脚力をアップできたらと思います」
児玉碧衣「調子もあがってきているので、恩返しできるように頑張ります!」
-1位の感想をどうぞ。
児玉碧衣(以下、児玉)「今年も1位に選んでいただき、とても嬉しいです! 少しずつ調子もあがってきているので、8月は恩返しができるように頑張りたいと思います」
古性優作(以下、古性)「まさか1位になれると思ってなかったので感謝の気持ちでいっぱいです」
-児玉選手は、9年連続9回目の1位はいかがですか?
児玉「今年は前半の調子が悪かったんですが、調子がいい時でも悪い時でもたくさんの人に応援してもらっていることを改めて実感したので、後半もしっかり気を引き締めていきたいと思います」
-2万票を超えたことは?
児玉「メチャクチャ嬉しいです!」
-古性選手、2年連続1位の感想はどうですか?
古性「本当に1位になれると思ってなかったので、びっくりしていますね」
-児玉選手は第1回オールスターに向けて、どう取り組んでいきますか?
児玉「パールカップでは悔しい思いをしたけど、でも、パールカップは第1回で優勝したので、第1回女子オールスターも優勝できるように頑張りたいですね」
-宇都宮の500バンクはいかがですか?
児玉「最近は全然走ってないんですけど、しっかり自分のレースができるように心がけたいですね」
-古性選手は高松宮記念杯競輪で何か掴んだことはありますか?
古性「強い選手と話してトレーニングの仕方とかいろいろと聞いたので、オールスターまでに試して、脚力をアップできたらと思います」
-函館は昨年のGⅢを優勝したバンクですがどうですか?
古性「そうですね、走りやすいと思います」
-お2人にとって推したい選手は誰ですか?
児玉「うーん、隣にいる古性さんですね(笑)。女子だと奥井(迪)さんは憧れです」
古性「女子で言うと碧衣ちゃん一択になりますね(笑)。男子は、昨年も言いましたが、脇本(雄太)さんとか清水(裕友)くんとか、そういう選手に投票するかなと思います」
-意気込みをどうぞ。
児玉「いい時も悪い時もこうして応援してくれるファンの皆さんがすごくたくさんいるので、オールスターの優勝で恩返しができるように精いっぱい頑張りたいと思います!」
古性「昨年は1位に投票していただいて、その結果も優勝できて本当に嬉しかったですし、今年もそうなれるように精いっぱい力を尽くしたいなと思います」
-これだけ多くの支持してくれたファンに対していかがですか?
児玉「9年連続1位ってすごく嬉しいですし、これは結果で応えることが一番だと思うので、納得いく結果を求めたいと思います」
古性「新山(響平)くんとか顔もイケメンで、レースもカッコいいのに、でも3位だったので(笑)、そうじゃない僕がファン投票1位に選んでいただいて嬉しいなと思います」
-お2人にとってこのオールスターはどんな大会ですか?
児玉「今年からGⅠになりますが、自分が初めて獲ったタイトルがこのオールスターだったので、自分にとってターニングポイントになったレースだと思うし、いいイメージを持って臨みたいとです」
古性「GⅠ初タイトルを獲った大会ですし、自分のターニングポイントになった大会だなと思います」
-今年の後半戦に思うことは?
児玉「前半はすごく悪かったけどしっかり練習してきて、それも習慣づいたし、どんどん結果は出てきていると思います。自分の中でも手応えがあるし、自分自身に期待して、後半は頑張りたいです」
古性「練習はずっと習慣づいているんですけど、なかなか結果が出なくて悔しい思いをしているので、後半は巻き返せるように頑張りたいと思います」
-宮杯を振り返ってどうでしたか?
古性「GⅠの自力選手の中でも、決勝戦で先頭を走った選手たちは頭2つとか抜けているレベルなので、それを考えると相当に自力が足らない感じがしますね」
-オールスター連覇に向けては?
古性「宮杯の決勝戦も、勝ち上がりもですけど、レベルがすごいので。あと2か月で何ができるかわからないですけど、トレーニングとかも見直して、できる限りやれることはやりたいですね」
-ドリームレースの他8名で警戒する選手は?
古性「全員を警戒しないといけないですね(笑)。本当にドリームっていうメンバーですね」
-概定番組が変わって、ドリーム5名、オリオンが2名ずつシャイニングスターレースに進み、そこは4走になるのは大きそうですね。
古性「絶対に4走の方がいいし、ちょっとドリームは死に物狂いでいかなあかんですね(笑)」
-練習を角(令央奈)選手に見てもらうようになって、オールスターは調子上がりそうですか?
児玉「はい、ワット数もあがっているし、心拍もいい感じみたいなので」
-練習をはじめてご自身で変わった感じはありますか?
児玉「数値的なものはよくわからないんですけど、レースでキレが出てきたし、ゴールまで踏めるというのは変わってきた感じはします」
-負けたくないという気持ちが芽生えてきたのは?
児玉「パールカップの初日からですね。出し切って終われたらよかったんですけど、出し切れずに終わったから自分にがっかりしました」
-ナショナルチームのトレーニングについて古性選手はどう思いますか?
古性「ナショナルチームのトレーニングは間違いなく日本の中で最先端だし、教えてもらって、それを自分が追う形なので、そうなっている限りは彼らに脚力的に秀でることはないなと思っています。(太田)海也も強いですし、(中野)慎詞も強いですし、レースを見ていてもすごいなって思います」
-ナショナルチームだと土日オフですが、古性選手はどんなスケジュールですか?
古性「だいたい同じようなスケジュールでトレーニングしていますが、疲労との兼ね合いが一番難しいですね。ボリュームを増やすことはできるけど、身体が戻ってこないとコンディションがあがらずに終わるパターンが多いと思うので、そこの調整は難しいですね」
-休息は?
古性「しっかり練習のボリュームを確保してからの休息だったら怖くないのかなと思うし、むしろ、しっかりした方がいいのかなと思います。それを調子が悪くなってからやるのではなく、計画的にしていかないといけないと思うので。これから暑くなっていくので、調整は難しくなっていくのかなと思います。数値的にも考えていかないといけないと思うし、身体の水分量とか、そういう細かいところのデータを取っていって、いい時と悪い時の差を考えていかないとですね。競輪は、トレーニングの波はいいけど、自分の想定外の波を作ってはいけないので、そこは数値的に自分で管理できたらいいなと思います」
-最後にファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
児玉「今年もたくさんの投票ありがとうございます! いい時も悪い時もこんなにたくさん応援していただけていると改めて感じたので、しっかりオールスターで優勝できるように頑張ります」
古性「これからも応援してもらえるように頑張ります!」