第67回オールスター競輪のファン投票が4月12日から5月12日に亘り行われました。結果、男子は古性優作選手が初めて1位に、女子は児玉碧衣選手が8年連続8回目の1位に輝きました!
6月17日に『第67回オールスター競輪・女子オールスター競輪 ファン投票結果発表記者会見』が行われました。積み重ねてきた自分のレースを評価された喜びとさらに隙のない選手を目指したいと語る古性選手、今回は選ばれる自信がなかったという児玉選手はレースで恩返しをしたいと語っていました。ほんわり和やかなインタビューの全部をどうぞ。
古性優作「もっともっと安心して買ってもらえる選手になりたいです」
児玉碧衣「1位に身が引き締まる思いで頑張りたいと思います」
-まずはひと言ずつどうぞ。
古性優作「よろしくお願いします」
児玉碧衣「今年も1位に選んでいただいて嬉しいです。よろしくお願いします」
-児玉選手のワンピースもステキですが、買い物はよくいくんですか?
児玉「ネットで買い物が多いですね」
-サイズは大丈夫ですか?
児玉「だいたいで。ワンピースだったら基本的に下半身のサイズは関係ないですからね(笑)」
-古性選手は洋服選びは大変ですか?
古性「そうですね、伸びる生地を選んでいます」
-ご自分で買いにいくんですか?
「そうですね」
-児玉選手はSNSで発信していますが、最近ハマっているものはありますか?
児玉「最近は『ブルーロック』というアニメにハマっています。サッカーのアニメなんですけど、メンタル的な部分で勉強になったりするので、それを見ていると熱くなって何回も繰り返して見ています」
-古性選手は寡黙なイメージを持っている方が多いと思いますが、本当はどんな選手ですか?
古性「人見知りなので、仲良くなったらめちゃめちゃしゃべるけど、それ以外はあんまりしゃべらないです」
-児玉選手はどうですか?
児玉「私も人見知りで、仲良くなった人とはしゃべります(笑)」
-あまり児玉選手は人見知りのイメージないんですが?
児玉「めっちゃ人見知りです(笑)」
-もし自分で男子選手、女子選手で投票するなら誰ですか?
児玉「女子選手だと奥井(迪)さんですね。やっぱりカッコいいなって憧れの先輩ですね。奥井選手の走りは見ていて力をもらっています。男子選手で入れるなら、古性選手ですね」
古性「嘘でも嬉しいです(笑)」
-お2人は話すんですか?
古性「はい、検車場でも話しますし、一回トークショーのイベントで話して、こういう感じで仲良くなりました」
-古性選手は誰に投票しますか?
古性「男子選手は脇本選手と清水裕友ですね。脇本選手は後ろについて考えられないくらい強いですし、シミちゃんは仲いいので、レースもめちゃめちゃ好きですね」
-ちょっと雰囲気も似ていますよね。
「似ています!?(笑)」
-清水選手にインタビューすると忖度ない忌憚ないところが似ている気がします。
古性「まぁ、ずっと一緒にいるので似てくるんじゃないですかね」
-女子選手で投票するなら?
古性「児玉碧衣ちゃんと、久米詩ちゃん、小林莉子ちゃんと山原さくらちゃんです。この間、オリオンビールのTシャツをもらったんで、その4人に投票したいです(笑)」
-古性選手、初めての1位の率直な感想をお聞かせください。
古性「強ければGIのタイトルは獲れると思うんですけど、オールスターのファン投票の1位はそれ以上に難しいものだと思いますし、自分らしくやってきたことが認められたのかなと本当に嬉しいです」
-児玉選手は8年連続1位はすごいことですが、ご自身としてはどうですか?
児玉「今年も1位に選んでいただけてびっくりですね。選んでいただけると思っていなかったので、びっくりしているし、自分では何を評価されているのかがわかっていなくて、でも、選んでもらえて嬉しいです」
-そこは自分の走りをしっかりしてきた結果だと思いますが。
児玉「3月のコレクションも全然だめでしたし、その後もよくなかったので、なんで選んでいただいたのかなってちょっと思っています…」
-その中で選ばれた気持ちを改めて教えてください。
児玉「そうですね、ファンの皆さんの投票でしか走れない舞台に選んでいただいて、その恩返しをできるのはオールスターの舞台しかないので、身が引き締まる思いというか頑張ろうと思います」
-児玉選手は1位じゃないかもと思ったそうですが、誰が1位だと思いましたか?
児玉「(日野)未来さんが1位かなと思ってました。最近、お客さんの支持がすごいのもわかるし、競走もすごく強いので。中間発表の時は私が1位だったんですけど、これはもしかしたら抜かれるかもしれないと思ってました」
-古性選手は初めてタイトルを獲った大会でもありますが、ファン投票1位に選ばれ、今後はどんな競走をしていきたいですか?
古性「1つ1つ積み重ねてきた自分のレースを評価していただいたんだと思いますし、もっと隙のない選手を目指して、つきすすめていって、もっともっと安心して買ってもらえる選手になりたいです」
-今年は前半は関東、南関東の勢いがありましたが、後半戦に向けてはどうですか?
古性「ちょっと前半戦は情けない結果になっているんですけど、トレーニングを頑張って後半は巻き返せるように頑張りたいと思っています」
-児玉選手はこの支持を受けて、これからどんな走りをしていきたいですか?
児玉「グランプリの権利を一番最初に獲得したんですけど、昨年はそこからあまりタイトルを獲れなくて、今年もパールカップも獲れなくて、決勝を見ながら『この舞台に立ちたかったな…』って悔しい思いがあったので、次のサマーナイトフェスティバルはまだ1回も獲ったことがないタイトルなので、今はそこを目標にやっていきたいなと思います」
-オールスターにはナショナルチームも選考されているようですが、どうですか?
古性「そうですね、世界を目指している選手たちが日本の競輪を走るので、間違いなくレベルはあがるんですけど、そこでも自分の走りは変わらないと思うので、一走一走頑張るだけだと思います」
児玉「めちゃくちゃ強いので、挑戦者として走るんですけど、世界で日本を背負っている姿にはリスペクトするんですけど、日本のガールズケイリンで長く走っているのは自分たちなので、負けられないという気持ちはすごくあるし、昨年のオールスターで優勝できたような気持ちを持って今年もそういうイメージを持って走って、今年も優勝できるように頑張ります」