令和6年能登半島地震復興支援競輪 大阪 関西万博協賛
高知競輪開設74周年記念「よさこい賞争覇戦」(GⅢ)最終日第6レースに『第6回ガールズフレッシュクイーン』が行われました。
畠山ひすい選手が空いたコースをしっかり踏んで優勝の栄冠を手にしました。
昨年の競輪祭でGIを走りましたが、GI舞台を常連で走ることが目標と語る畠山選手。彼女らしい、自力でビッグレースを走る畠山選手の姿を早く見たいですね。
■出場選手
1番車・松井優佳(大阪・124期)
2番車・竹野百香(三重・124期)
3番車・畠山ひすい(北海道・122期)
4番車・又多風緑(石川・122期)
5番車・松本詩乃(東京・122期)
6番車・河内桜雪(群馬・122期)
7番車・藤原春陽(徳島・122期)
■レース展開
竹野百香がスタートを取り、並びは竹野、松井優佳、畠山ひすい、又多風緑、松本詩乃、藤原春陽、河内桜雪で落ち着いた。打鐘ではなかなか動きはみせず、打鐘4コーナーで外に河内、内に藤原が動く。最終ホームで2番手にいた松井が車間を空け、松井の後ろは畠山と河内、藤原と松本、最後方に又多になった。竹野が先行し、松井が捲っていくが出きれず、松本も捲るが出きれず。最終4コーナー過ぎに空いたコースをついて畠山が追い込んでいって優勝。同じく空いたコースを後方から追い込んでいった又多が2着。3着に竹野が残った。
■選手コメント
優勝の畠山ひすい
「(一発勝負ですけど)いつも通りの気持ちで走れたのでよかったです。2コーナーからカマしたいと思ったんですけど、そこでフタをされてしまいました。いつも中団でフタをされたら引いて、6番手、7番手から仕掛けていたんですけど、それで前回失敗したので、今回は引かないと決めていました。最後、踏み込んだ瞬間は、そこまで脚を使ってなかったので行けるかなと思っていました。本当は自力で勝ちたかったのでレース内容的には全く納得していないですが、フタをされた時の対応は1つ増えたかなと思います。まだGIは競輪祭に1回出ただけなので、もっとGI常連になれるように頑張りたいです!」
2着の又多風緑
「勝負所で一番後ろになっている時点でダメだと思って。番手くらいにいたくて一回切ろうと思ったけど、どんどん皆が来てしまいました。高知は内が有利なのは知っていたので、もう外ではなく内が空くのを待って、コースが空いてから踏んだけど間に合わなかったですね。メンタル面はしっかり仕上がっていたので、畠山さんが上だったと思います。養成所からのライバルなので、今回は負けを認めて、次の戦いで勝てるように頑張りたいと思います。最後のフレッシュクイーンでレース勘や緊張感を味わえたのはよかったと思うし、応援も大きかったので優勝したかったけど、確定板に乗れたのはよかったと思います。このフレッシュクイーンが遠いことだと思われるように、GIを優勝できるように、もっと強くなりたいと思います」
3着の竹野百香
「少しでも前々にいたかったので、一番前は予想外でしたけど、前にいけたのはよかったと思います。前日から『自力を出して優勝したい』と言っていたので、覚悟を決めて先行しました。畠山さんが後ろにいるのはわかんなかったですけど、(松井)優佳さんが仕掛けてきたので自分も仕掛けました。私の中で後悔がない走りをしたかったので、悔いは全くないのでよかったです。今回は脚で負けたので、来年は同じ展開になっても負けないように脚をつけていきたいと思います」
4着の藤原春陽
「外からいっても絶対に浮くので内が空けば行こうと思っていました。外の桜雪も行き切れてなかったのが見えたし、結果的に内で正解だったと思います。最後…3着もあったし、行き場を間違えました。ケガ明けで不安だったけど、3着もみえた4着だったし、今の状態なら上出来かなと思います。次の目標はケガをして筋力がゼロに戻ったので、練習して戻していきたいです」
5着の河内桜雪
「最終コーナーでちょっとハプニングがあって、2年連続確定板に乗れず悔しい結果になってしまいました。レースだし、後方をまわっていればこういうこともあるので、自分で風を切っていけばこういうこともないだろうし、もっと自分の力をつけていきたいです。まだ優勝できていないので、優勝できるように頑張ります!」
6着の松本詩乃
「スタートの位置取りから又多選手が来た時にカンナ削りしているか不安になって引きました。そこからすぐに態勢を立て直して行こうと思ったら、先に河内選手が仕掛けたので、その後ろになってしまい、あまり冷静には走れてなかったです。最終コーナーで膨らんで危なかったですね。結果的にお客様の車券に貢献できなかったのは申し訳ないです。次の目標はGIのレースに出れるように頑張りたいと思います」