久米詩選手が『ガールズケイリンフェスティバル2023』を優勝しました。再発走のアクシデントもありましたが、それでも集中力を切らさずにいたことが勝利につながったようです。
5月のガールズケイリンコレクション2023平塚ステージに続いてV2、賞金ランキングもトップを独走しています。これからも今までと同じように一戦一戦で精一杯と誓う久米選手、後半戦も彼女の走りは大注目ですね!
グランプリまで このまま突っ走っていきたいです!
-優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます」
-レースはどのように考えていましたか?
「長く踏める選手が、(山原)さくらさんだったり(児玉)碧衣さんだったので、初手でその後ろか残り半周では勝負権のあるところにいたいなと思いました」
-初手は少し苦しい位置からでしたが、どうでしたか?
「そうですね、狙っていたところには入れなかったので、もう一回後ろからの立て直しっていう感じだったんですけど、そこで脚を若干使いながらもしっかり取りたい位置はキープできたと思います」
-レースが動いていって、児玉選手の仕掛けを追う形になりましたね。
「パールカップの決勝のフラッシュバックじゃないですけど、同じ光景だなと思って、ポイント、ポイントで意識して踏みました」
-追いかける形でしたけど、どうでしたか?
「番手を取り切ってからはまだ若干脚に余裕があったので、早めに行くよりもゴール前勝負で自分の脚がもつところから行きたいと思っていました」
-自信は?
「正直、行けそうだなっていうか絶好の展開ではあったので、ちょっと緊張で脚がガクガクしていた感じでした」
-脚が三角に回るというやつですか?
「そんな感じでした(笑)」
-優勝の実感は?
「ゴール線を切ってからですね」
-濃い3日間は振り返っていかがでしたか?
「本当に、初日、2日目からギリギリの戦いだったので、少しでも弱い気持ちを持っていると一気に崩れてしまうのは、これまでも体験してきたので、そういった部分で昨年よりも成長できたかなと思います」
-これで賞金面も大きく上積みされましたね。
「だいぶ年末のグランプリに向けて近づいてきたなという感じはありますので、このまま突っ走っていきたいです」
-これからはどんな競走をしていきたいですか?
「そうですね、5月のガールズケイリンコレクションを獲ってからも競走はあまり変化はなかったので、今後も一戦一戦頑張っていくだけかなと思います」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「いつもたくさんの応援ありがとうございます。今後のレースも一戦一戦頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」
久米詩(くめ・うた)
静岡・116期・L級1班 1999年9月3日生まれ。身長160㎝ 体重60㎏
Q函館のお客さんの声援はいかがでしたか?
「すごい夏らしい、お祭りのような、大きい声援をいただいて本当に力になりました」