11月21日から26日にわたって行われた「第65回 朝日新聞社杯 競輪祭」。ここで眞杉匠選手が2つ目のGIタイトルを獲得しました。8月に行われたオールスター競輪(GI)は関東の絆から生まれた優勝でしたが、今回は単騎で決勝戦に臨み、上手い組み立てでしっかりと自力で優勝をもぎ取りました。
2024年は関東唯一のS級S班として、関東を引っ張っていく存在となる眞杉選手。今回の競輪祭決勝で自信に繋がったそうで、グランプリ、そして2024年の眞杉選手の走りに期待が高まります。
-優勝した今の心境は?
「いやぁ、自分でもすごいびっくりしてます(笑)」
-まず競走から振り返ってください。単騎でしたが、どう考えてましたか?
「なるようにしかならないので、うまく展開を読めたかなと思います」
-それが南関勢の後ろからという選択でしたか?
「そうですね、はい」
-そこからどのような組み立てを考えてましたか?
「4番手が取れたので、あとは後ろの仕掛けに合わせて、かぶらないように気をつけてました」
-前で松井宏佑選手も仕掛けた時はどうでした?
「いやもうずっと前がかかっている感じでした。ずっと余裕がなかったんですけど、(最後に)抜けてよかったです」
-優勝の手応えはどこでした?
「何というか、前回(オールスターの時)は『自分?』っていう感じでしたけど、今回は自分でもぎ取ったというか、自信に繋がりそうです」
-ガッツポーズも飛び出しましたね。
「すごい気持ちよかったです!(笑)」
-競輪祭の5走中で印象に残っているレースはありましたか?
「やっぱり優勝できたので決勝戦ですね。あっ、でもダイヤモンドレースの失敗があってこその決勝のレースだったと思うので、それを活かせたのでよかったです」
-単騎のダイヤモンドレースの反省を活かせたわけですね。
「そうですね、今まで単騎は嫌いじゃなかったんですけどダイヤモンドレースで全然話にならなかったので、決勝は優勝できてよかったです」
-今年2つのタイトルを獲得し、グランプリに向かうわけですがいかがですか?
「いやー本当にダイヤモンドレースで自信をなくしそうだったんですけども、自信を持ってグランプリに臨めそうです」
-グランプリに向けてどのように過ごしますか?
「しっかりグランプリに標準を合わせて、しっかり走るだけですね!」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「6日間、応援ありがとうございました! グランプリも多分単騎になりそうですけど、そこでもしっかり優勝を狙って頑張りますので応援よろしくお願いいたします!! そして、赤パンを1年で終わらないように、何年も赤パンを履き続けられるように頑張ります!!」
眞杉匠(ますぎ・たくみ)
栃木・113期・S級1班 1999年2月1日生まれ。 身長175.6㎝ 体重76.0kg
Q小倉のお客さんの反応は?
「本当に声援が多くて、とっても力になりました!」