第42回共同通信社杯競輪(GⅡ)では、若手を中心に様々な選手が活躍していましたが、今回、筆者が注目した選手は、佐々木眞也、町田太我、高橋舜、野中龍之介の4選手。それぞれに今回のレースを楽しみ、新たな課題を見つけ、次へと繋がるものを得たのではないでしょうか。
今回初めて兄の佐々木龍選手と兄弟連係をすることができ、その思いを語ってくれた佐々木選手。結果的には悔しい思いが強く残ってしまった町田選手。初のビッグレースを終えた高橋選手は、トップ選手たちの強さの壁を感じたと振り返り、やはり初めてのビッグレースとなった野中選手は、4日間を振り返って「組み立ても脚もまだまだ」と反省を口にしました。
4選手、それぞれの4日間を振り返り、今後の目標を聞いてみました。

佐々木眞也《神奈川・117期》
「また兄弟連係したいです!」
-今開催を振り返ってどうでしたか?
「落車はあったんですけど、初日は勝ち上がれて、2日目は兄弟で連係できたのでうれしかったですね」
-兄弟連係はいつもと違いましたか?
「気持ちの面ですごく気合が入りました。なかなか兄弟で連係することはできないので、兄とだけでも走りたい、という気持ちで走りました」
-やはり兄弟で選手になったからには、兄弟で連係したいですよね。
「そうですね。特に兄弟仲はいいですし、普段の練習もグループで父のメニューでやっているので、絆は深いかなと思います」
-2日目の落車のあと、3日目と4日目もしっかり結果を残していました。
「最終日は少し口が空いてしまいましたが、しっかり差して1着だったので、よかったと思います」
-また兄弟で連係したいですか?
「したいですね!! リベンジじゃないですけど、また兄弟連係したいです」
-ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。これからもしっかり頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

町田太我《広島・117期》
「練習の幅を広げていけたらと思っています」
町田太我は、初日に叩き切れなかったものの、菊池岳仁のまくりに切り替えて3着に入り、柔軟な立ち回りを見せました。2日目は犬伏湧也の番手を走りましたが、追走で遅れを取りました。
-今大会を振り返ると、強いところも悔しいところもあったと思いますが。
「いやいや、弱かったですし、いろいろとダメでした」
-課題や収穫はありましたか?
「やはり課題は追走技術ですね」
-2日目が悔しかったですか?
「そうですね。また練習して頑張ります」
-追走の練習はするんですか?
「していますけど、いろいろと練習の幅を広げていけたらと思っています」
-ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「こんな僕でも応援していただけたらうれしいです」

高橋舜《宮城・125期》
「もっともっと点数を上げて、もっともっと勝てるように頑張ります」
-初めてのビッグレース、4日間はいかがでしたか?
「自力が強すぎて、強さの壁を感じました」
-最終日がよかったです。
「消極的になっていた部分はあったので、最終日は最終バックを取るつもりで駆けました」
-思い切った方がよかったわけですね。
「そうですね。思い切って行けば、最終日みたいに3着までに残れるかなと思います」
-小松崎大地選手が「3日間のレースを糧にして、最終日いいレースをしてくれた」と言っていました。
「和田圭さんや菅田壱道さんら、みんなにアドバイスをもらったので、最終日は絶対に前を走る覚悟で走りました」
-あと、初日はすごく緊張していたそうですね。
「はい、めちゃくちゃ緊張してました(笑)。それでオーバーペースになってしまったので、そこは反省ですね」
-今回感じた課題はありますか?
「GⅡのレベルだと、たるんだらすかさず相手が来るので、レース中のペース配分と、あとは力をつけるだけですね」
-ビッグレースに出続けたいと思いましたか?
「そうですね。ビッグレースのスピードに慣れるためにも出続けたいですね」
-ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「これからもっともっと点数を上げて、もっともっと勝てるように頑張ります!」

野中龍之介《神奈川・127期》
「もっともっと練習を頑張ります」
-振り返っていかがでしたか?
「普段よりもすごい人たちと走れました。うまくいったこともあればダメだったこともありましたが、特に最終日は全然ダメだったので、勉強することがいっぱいですね」
-初日は対戦相手にも「野中君が強い」と言われていましたが。
「いや、全然ですね。仕掛けがあいまいになってしまって、連係が外れちゃったので、レース勘をもっと勉強していかないと通用しないなって感じですね」
-脚はあるので、あとは組み立てですか?
「脚も上の人に比べると全然足りないので、もっともっと練習を頑張ります」
-でも、初めてのビッグレースでも緊張はなかったそうですね。
「そうですね。どのレースに行っても変わらず、という感じで臨めているので、緊張がないのはいいと思うんですけど、組み立ても脚もまだまだなので、そこを頑張ります」
-今回感じた一番の課題はどこですか?
「仕掛けるところをしっかり、というか、詰まったら見てしまうところがあったので、もっと自信を持って行けたらと思います。チャンスの一瞬に行けないと、この先では通用しないと思うので、自信を持つことをしっかりしていきたいと思います」
-今後の目標は?
「ビッグレースにもっと出られるように、FⅠでもっと頑張って、脚をつけていきたいと思います」
-ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「これからもしっかり頑張りますので、応援よろしくお願いします!」