『第69回オールスター競輪(GI)』の一次予選で存在感を示した齋木翔多選手。中釜章成選手の巻き返しに猛抵抗し、一度は半車身ほど前に出られたものの、最後まで踏み合って結果的に合わせ切りました。結果は4着での勝ち上がりでしたが、着順以上に、最後まで粘り強く踏む姿が印象的でした。
齋木選手にとっては、これがGI初出場。力を出し切るレースで、大舞台へのスタートを切ることができました。
3走目には渡邉雅也選手の捲りに乗ってGI初勝利も挙げました。本人は振り返り、「初日しかいいところがなかった」と話します。ここで得た経験を、次にGIへ出場したときに生かしたい――そう語った齋木選手は、オールスター後の奈良FIで1着、1着、5着。決勝でも好レースを見せてくれました。
オールスターでつかんだものを次のレースに結びつけ、進化していく姿に今後も注目です。

齋木翔多(静岡・115期)
「まだまだ未熟ですが、精いっぱい頑張っていきます!」
――初GI出場を振り返っていかがでしたか?
「いい雰囲気で走れてよかったです」
――目標は何でしたか?
「まずは最終日まで、しっかり“お帰り”にならないように、残ることが大事かなと思っていました。それで初日に力を出し切って勝ち上がれたのでよかったけど、よかったのはそこだけでしたね」

――存在感のあるレースでした。
「GIが初めてだったので、いろんなことを学べました。例えば赤板の位置取りの早さだったりとか。今までけっこう立ち遅れが多かったので、そういうところを突き詰めて、またGIに出るときに――まだ出られる権利がないので、まず権利を取れるようにしたいですし、出られたときは今回学んだことを出せたらいいかなと思います」
――9車のレースはどうでしたか?
「同じ9車でもGIIIとは全然違いましたね。やはり前々にいないと話にならないので、GIIIよりもちょっとした踏み遅れが命取りになる。そういうところをもっとうまくなりたいですね。脚はそこまで違いはなかったと思うので、脚の使い方というか出しどころを考えていければよかった。それを今後につなげていきたいです」
――今、静岡勢が盛り上がってきましたし、そこに入っていきたいですよね。
「そうですね。今回は(渡邉)雅也がすごくよかったので、自分も負けないように頑張りたいです」
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「まだまだ未熟なんですけども、少しでも車券に絡めるように精いっぱい頑張っていきたいと思います!」