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129期_130期ルーキーシリーズプラス2026_上位3選手インタビュー
インタビュー 2026.09.02

129期_130期ルーキーシリーズプラス2026_上位3選手インタビュー

#新人インタビュー


8月9日、佐世保競輪場で「競輪ルーキーシリーズプラス2026」が行われ、129期は沢田桂太郎選手、130期は川上いちご選手が優勝しました。今開催に出場したのは、今年デビューした129期・130期の中でも、今後の競輪界を担う存在として期待される選手たちです。今回は、男女それぞれの上位3選手にインタビュー。レースを振り返るとともに、同期への思いや今後の目標を聞きました。これから大きく羽ばたく6選手の言葉にご注目ください。

129期・優勝 沢田 桂太郎 大分・129期


――優勝おめでとうございます。決勝では、どのようなプランを描いていましたか。
ありがとうございます。本来はスタートで伊藤(京介)選手の後ろを取れると思っていたので、そこから動きを見ながら走ろうと考えていました。伊藤選手が1周より長い距離を自分から行くのであれば、その後ろについて前で脚を使ってもらう。残り1周を切っても仕掛けないのであれば、自分から行くという作戦も決めていました。

――伊藤選手は早めに動きました。どのタイミングで仕掛けようと考えましたか。
その前に吉川(敬介)選手が前にいたので、伊藤選手がそこを目標にしているのは分かっていました。ただ、すぐに自分が前に出るとタイミングを合わせられると思ったので、バックストレートで仕掛けました。コーナー出口までに並びかけられれば、その後は外を伸びていけると思っていたので、何とか我慢して乗り越えたという感じです。

――自分からアクションを起こし、力を出し切って勝ちましたね。
最後に少し差すような勝ち方ではなく、バックから勝負したいと思っていました。伊藤選手は、今の129期で一番強い存在だと思っています。そこに挑んで勝たないと意味がないと思っていたので、真正面から挑めたのは良かったです。

――卒業記念レースの頃から、意識する存在だったのでしょうか。
はい。卒業記念レースの頃からかなり意識していました。デビュー後も先に9連勝を決めましたし、追いかける立場としては、真正面から戦わなければいけないと思っていました。いずれS級で、別ラインの先頭としてしっかり踏み合う姿を、皆さんにお見せできればと思います。

――同期の活躍も刺激になっていますか。
同期が活躍していると刺激を受けますし、自分より年下の選手が頑張っていると、「自分はまだまだだ」と感じます。中村嶺央選手をはじめ、活躍している同期に負けない走りを、これからも見せていきたいです。

――直近の目標を教えてください。
まずは特別昇班に向けて、この先も勝ち続けたいです。まだ先は長いですが、しっかり結果を残して上を目指します。そして、1・2班戦で伊藤選手と戦えるように頑張ります。

■129期・2位 伊藤 京介 三重・129期


――決勝を振り返って、率直な感想を聞かせてください。
悔しいですけど、すがすがしいというか。渾身のレースで負けたので、悔いはありません。先行したいと思っていたんですけど、レースを終えてから、自分が先行していた場合を考えると、ぞっとしますね。

沢田(桂太郎)選手のスピードの速さもそうですし、テンポ感がこれまで経験してきたライン戦とはまったく違いました。自分の弱いところがはっきり出ましたし、大きな刺激ももらいました。収穫の多いルーキーシリーズプラスだったと思います。

――沢田選手も「上のレースで、ラインを引き連れて再び戦いたい」と話していました。
僕もリベンジさせてほしいです。ただ、1・2班戦で白黒をつけるのではなく、やっぱりS級に上がって、それこそヤンググランプリのような舞台でもう一度戦いたいですね。

――今後の目標を教えてください。
今は僕自身も、沢田さんも、(中村)嶺央も注目度が上がっていると感じます。今回の決勝で戦った選手たちも同じだと思います。ヤンググランプリで、今回決勝を戦ったみんなと再びバチバチにやり合えるように、まずは一足先にS級昇級を決められるよう頑張ります。

■129期・3位 西澤 優聖 岐阜・129期

――決勝を振り返ってください。
連日、力負けしていると感じていたので、外を踏んで届くような脚ではないと思っていました。最後は一人でも前でゴールしたいと思い、内が空いたので突っ込みました。少し差されたかと思いましたが、3着でゴールできました。今回はできる限りのことはできたと思います。

――臨機応変にコースを選べた点は、今後にもつながりそうです。
狙っていたところが空き、自分のコースが開いたので、そこに入りました。

――今後はライン戦で、また違った走りも求められます。
そうですね。ライン戦でしっかり力をつけて、少しずつ上のステージに進めればと思います。

――師匠と一緒に走ることも目標ですか。
はい。できるだけ早く上に上がれるよう頑張ります。

■130期・優勝 川上 いちご 千葉・130期


――優勝おめでとうございます。1番車でしたが、どのようなレースプランを描いていましたか。
ありがとうございます。本当は前々の位置を取り、全力で1周半くらい行く勇気を持って走ろうと思っていました。ただ、以前に後ろで包まれた経験もあり、少し迷いがあったんです。その中で今回は、後ろから5番手で進める形になりました。

――緒方詩央里選手と栗山百花選手が先に動きました。あの場面は、前の動きを見ながら仕掛けるイメージでしたか。

はい。2人が行くと思っていたので、ホーム付近ではまくりに構えていました。ただ、スタートを取った伊藤梨里花選手がかなり車間を切り、緒方選手が全速力で逃げる形になったので、「間に合うか分からない」とも感じました。それでも「自分で行くしかない」と思って仕掛けましたが、タイミングは少し難しかったです。

――2コーナーからバックにかけて、届く手応えはありましたか。
カーブを走っている時は、まだ全力では踏んでいませんでしたね。前の伊藤選手の様子を見ながら、合わせられないようにバックから全力で踏みました。届くかどうかは分かりませんでしたが、とにかく前を全力で追いました。

――前との差が詰まった時点で、勝てる手応えはありましたか。
2センターあたりで距離が詰まっていくのが分かり、「緒方選手は抜ける」と思いました。ただ、後ろの小原選手に差されるかもしれないと思い、少し外へ張りながら踏みました。

――ゴール後、お客様の声援は聞こえましたか。
はい。いつも以上にお客様が多く、たくさんの声援が聞こえました。

――卒業記念レースも制し、周囲から警戒される中で大きなレースを勝ち切りました。どのように受け止めていますか。

結果として1着を取れたことは、大きな自信になります。

――ガールズ フレッシュクイーンへの出場権も獲得しました。今後、大きな大会を目指す上で感じたことはありますか。

大きなレースに出たいと思っています。今回の開催では、GIを走る先輩選手の皆さんと一緒に生活し、レースに対する意識なども見ることができました。自分も来年はオールスターを走る立場になり、その舞台で頑張りたいと思います。

■130期・2位 小原 乃亜 岩手・130期

――ルーキーシリーズプラスには、どのような気持ちで臨みましたか。
同期の強い選手が集まっていたので、かなり緊張して臨みました。自分の調子や感覚も、胸を張って「万全だ」と言える状態ではなく、少し不安もありました。それでも、「やれることをやろう」という気持ちでした。

走るまでは、かなり緊張していました。自分では「それほど緊張していない」と思っていても、口が乾いていたので、知らず知らずのうちに自分を追い込んでいたのかもしれません。もともと毎開催、緊張して入るタイプではあります。

今回は単発の1レースだけでした。普段の開催は3走するので、バンクの感覚や実際のレースになった時の感覚が正直分からず、不安もありました。朝の練習で少し乗り、感触をつかもうとしましたが、レースになるとやはり少し違います。それでも、やることは変わりません。やるべきことをやり、自分を信じて走りました。

――最後は川上選手との勝負になりましたね。
1センターあたりから、いいスピードに乗れていました。普段はそのあたりのスピード感で「行くか、行かないか」を判断します。今回はまくりの流れになっていると感じ、しっかり切り替えました。

仕掛けた時は、2車並走の外をさらに上から行く形になりました。少し厳しいと思いましたが、自力で行くと決めていましたし、自力でつかみ取らなければという思いもありました。「行くしかない、踏むしかない」と覚悟して仕掛けました。もっと力とスピードをつけなければ足りないと感じました。難しいレースでしたが、川上選手もスピードがありましたし、自分ももっと強くなりたいです。

女子オールスター競輪と同じ開催でルーキーシリーズプラスを走らせていただき、先輩方のレースを間近で見て、「自分もあのような大きな舞台で走りたい」と思いました。これからも、その舞台に立てるよう頑張ります。

■130期・3位 山田 南 千葉・130期

――ルーキーシリーズプラスを振り返って、いかがでしたか。
強い選手がそろう中で、自分の力を出し切れる展開を自分からつくることは、本当に難しいのだと痛感しました。今後はさらに練習を積んで、頑張っていきたいです。

――女子オールスター競輪を間近で見て、感じたことはありましたか。
レース展開の速さを感じました。それ以前に、まずはこの舞台で一緒に走らせていただけたことに、とても感謝しています。

――次の目標を教えてください。
10月に出走があるので、そこでまた優勝できるように頑張りたいです。

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