昨年新設されたガールズケイリンのGIレース「毎日新聞社杯女子オールスター競輪」の第2回大会が、佐世保競輪場においてナイトレースで開催される。男子のオールスター競輪と同様にファン投票によって選ばれた42名が出場する注目のシリーズだ。
本開催は1日12レース、3日制で行われる。後半6レースが女子オールスター競輪として実施され、初日に予選6レース、2日目に準決勝3レース、最終日に決勝戦が行われる勝ち上がり方式となっている。なお初日の1レースには優秀競走「ガールズドリームレース」が組まれ、ここに出場する7名は失格等がない限り準決勝へ進出できる。
優勝候補の筆頭は、もちろん絶対女王・佐藤水菜だ。近年のGI戦線を席巻するその走りは他を圧倒しており、今回も中心となることは間違いない。

児玉碧衣(福岡・108期)
児玉碧衣は2024年4月のオールガールズクラシック優勝以降、ビッグレース制覇からは遠ざかっているものの、ファン投票では10年連続で1位を獲得するなど、その人気は依然として絶大である。
6月のパールカップでは負傷により決勝を欠場する悔しい結果となっただけに、今回に懸ける思いは強い。
一時は燃え尽き症候群とも言われた時期もあったが、佐藤水菜という絶対的存在の出現により、再び闘志に火がついた印象だ。復活を期す今シリーズ、打倒佐藤の筆頭格として全力で挑む。

太田りゆ(埼玉・112期)
太田りゆは近年、ファン投票順位を着実に上げており、その実力と人気を証明している存在だ。東京五輪後はガールズケイリンに専念し、安定した成績を残し続けている。
今年4月のオールガールズクラシックでは佐藤水菜に食らいついて準優勝と健闘したが、パールカップでは組み立てに課題を残す内容となった。今回はその反省を踏まえ、自力主体の積極的なレースで頂点を狙う。

佐藤水菜(神奈川・114期)
絶対女王・佐藤水菜は、今やガールズケイリン界の頂点に君臨する存在だ。圧倒的なスピードと自在性を兼ね備え、逃げても捲っても結果を出せる完成度の高さは群を抜く。
近年はビッグレースでも安定して優勝争いを演じており、今回も当然ながら優勝最有力候補。連覇への期待も大きく、その走りから目が離せない。

久米詩(静岡・116期)
久米詩はここ数年で着実にトップ戦線へと定着してきた一人。ガールズケイリンコレクションやフェスティバルでの優勝実績もあり、安定した実力を誇る。
パールカップでは決勝進出を果たすなど、常に上位争いに顔を出しているが、トップクラスとの差をどう埋めるかが課題。今回も積極的なレースで上位進出を狙う。

石井寛子(東京・104期)
ガールズケイリン創成期から第一線で活躍し続ける石井寛子。豊富な経験と勝負強さは健在で、通算700勝という大記録も達成している。
近況はやや厳しい戦いが続いているものの、レース巧者としての怖さは依然として健在。展開ひとつで一発を秘める存在だ。

梅川風子(東京・112期)
梅川風子はスピード能力に定評のある実力派。近年はビッグレースでも結果を残しており、上位進出の常連となっている。
調子自体は悪くなく、流れに乗れば一気に優勝争いへ浮上する力を持つ。今回も打倒佐藤の一角として注目される。

仲澤春香(福井・126期)
若手の中で最も勢いを感じさせるのが仲澤春香だ。GI初出場以降、ビッグレースで安定して決勝進出を果たしており、着実に実力を伸ばしている。
特に先行力には目を見張るものがあり、トップクラス相手でも互角に戦えるポテンシャルを持つ。今回も積極果敢なレースで台風の目となりそうだ。