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直送!競輪場便り from いわき平競輪場 飯野祐太(福島90期)
インタビュー 2026.07.01

直送!競輪場便り from いわき平競輪場 飯野祐太(福島90期)

#競輪場便り

地元での優勝は格別だった。しかも今年初優勝でもあり、その喜びはひとしおだった。
「本当に嬉しいです。山崎(芳仁)さん、(渡邉)一成さんと一緒の開催で結果を残せたことが何よりです」と語った。

 決していいスタートではなかった。山崎と連携した初日特選。「岡本(総)君をどかして3番手を取らなければいけなかった。結果的に4番手になってしまって、まくっていきましたが」と7着の結果に声も小さかった。準優も苦しい戦いを強いられた。「メンバーが出た時、自分が一成さんの前で行くつもりでした。そうしたら大阪の南部翔大君に行けそうで。一成さんが僕に行っていいと言ってくれたんですが、それは筋が違うので一成さんが南部君の後ろに行き、自分は3番手」。ただ、すんなり回れるメンバー構成でもなかった。自在脚の仁藤秀がいた。「分断されるのではないかというのは分かっていました」。レースは南部を巡り、内に渡邉・飯野、追い上げてきた仁藤・丸山啓一の併走。ホームで雨谷一樹が追い上げてくると渡邉―飯野は後退して5、6番手に引かされた。そこから渡邉がバックから立て直し、寸前で飯野が渡邉を捕らえた。「一成さんが強かったですね。自分もしっかり前に踏めているので悪くないです」と初日の憂さを晴らして笑顔も見られた。

 地元3人が進んだ優勝戦。飯野は「自分が一番前で行きます」と2人に話したところ、渡邉が「もうそんな年でもないだろう」と言い聞かせた。はて、ではどのように戦うのかと思っていたら、東日本で根田空史がいた。相談した結果、地元3人は根田につくことになり、並びは根田に渡邉・飯野・山崎。根田が渡口勝成・大川龍二を突っ張り先行。脇本勇希が2コーナーからまくってくると飯野が張る。バックから渡邉がまくりゴール前勝負となり、準優と同様に飯野が差し切って優勝を飾った。3着も山崎で地元勢が表彰台を独占した。「根田君とは何度か連携したことがあって。それでもあれだけ頑張ってくれて本当に感謝しかないです」。この開催は6日に弥彦を走り終え、中0日での参加。「疲れはあまり感じなかったですね。逆に1、2日空いてたほうが疲れも出たかもしれません。いい緊張感を持って走れました」。

 今年前半は準優で強敵と当たり、納得いく成績を残すことができなかったが、徐々に調子を上げてきている。「昨年の共同通信社杯で失格をしてしまい、来期から2班なんです。予選からですが自分の競走をすることだけを考えて走ります」。夏場が得意な飯野にとって、これからが反攻の季節だ。

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