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第4回パールカップ(GⅠ) 注目ポイント
レース展望 2026.06.10

第4回パールカップ(GⅠ) 注目ポイント

#グレードレース展望

佐藤水菜1強時代に挑むライバルたち

 4回目を迎えるパールカップ。パールカップだけでなく、ここ数年のガールズケイリンは佐藤水菜の独壇場になっている。昨年は年間グランプリスラムを達成するなど、圧倒的な強さを見せつけた。その強さは国内だけにとどまらず、世界でも存在感を発揮している。ワールドシリーズで来日中の外国人選手からも名前が挙がるほど、その実力は広く知られている。今年も4月の「オールガールズクラシック」を制覇し、2年連続の全冠制覇へ向けて順調な滑り出しを見せている。

 佐藤1強時代は、果たしてどこまで続くのか。毎回、誰が佐藤を止めるかが話題になる。対抗の1番手には太田りゆを挙げたい。太田もパリ五輪代表の看板を背負うスピードレーサー。スピード勝負で対抗できる存在として、太田と児玉碧衣は外せない。オールガールズクラシック決勝では、佐藤を追走して2着。力勝負ができなかったことを悔やんだ。今回こそ真っ向勝負で立ち向かいたいところだ。佐藤を後方に置くか、仕掛けどころを遅らせて、先にまくる展開に持ち込みたい。

 オールガールズクラシック3着の児玉も有力候補だ。佐藤を前にして果敢なレースを見せたことは評価できる。精神的にも成長した証しだろう。太田と同じく、いかに佐藤を後方に置いて仕掛けることができるかが鍵になる。

 佐藤、太田、児玉が中心になるが、他にも一発を秘める選手はいる。佐藤をヒヤッとさせる存在として、仲澤春香にも注目したい。ナショナルチームで鍛えられ、2028年ロサンゼルス五輪も期待される選手だ。ポテンシャルは高く、成長も著しい。無欲で佐藤にぶつかっていけるだけに、波乱を呼ぶ可能性もある。

 もう一人、注目したいのは梅川風子だ。ガールズケイリンはライン戦ではないだけに、明確な「佐藤包囲網」を敷くことはできない。しかし、佐藤に仕掛けるタイミングを与えないような走りはできるかもしれない。普通に走って勝てる相手ではないことは、誰もが分かっている。すんなり佐藤が前に出てしまえば、お手上げだ。いかに佐藤の仕掛けを狂わせるかがポイントになる。

 それでも、軸は佐藤で揺るがない。佐藤の独走を許さないためにも、太田、児玉らライバル勢の奮起に期待したい。

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