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直送!競輪場便りfrom小倉競輪場 野崎修一(栃木57期)
インタビュー 2026.01.07

直送!競輪場便りfrom小倉競輪場 野崎修一(栃木57期)

#競輪場便り

還暦レーサーが「やれるまでやりたい」と精進し続ける日々

 62歳、野崎修一、まだまだ元気いっぱいだ。2月にもうひとつ年を重ねる大豪は、10月の青森最終日に落車。19年2月以来となる落車棄権はダメージも大きかった。「左の鎖骨を骨折して、腰も打撲。2週間くらいはまともに歩けなかったですね。足を引きずるような感じで。まだちょっと痛みもあって…。今回の怪我はちょっと堪えましたね」

 12月24日から始まった小倉ミッドナイトが復帰2場所目。まだ落車の影響がありながらも初日はまくりラインの3番手できっちりと追走を決め、復帰後初の準決勝入り。前を回った爲田学も「野崎さんが後ろだったから責任重大。絶対に離れられねぇ!って気合が入りましたよ」と、野崎の存在に熱くなっていた。

 準決勝は勝負どころで急激にペースが上がった際の踏み遅れが響いて6着。「ああいう動きになかなか付いていけなくなっちゃってね…」と意気消沈したが、最終日は3着。復帰後6走して4度の3着と、持ち前のしぶとい走りを見せている。「ここまで来たら、やれるまでやりたいねぇ。辞めたくない。クビになりたくないっていう思いで頑張っていますよ。こんなに長く続けられると思っていなかった。やっぱり自転車が好きなんだろうね。そうじゃないと、ここまでできなかったでしょ」

 同学年の佐々木浩三が年末にラストラン。2025年に入って小林覚、北沢勝弘と同学年の選手が次々とバンクに別れを告げた。「寂しいね。ここ1、2年でパタパタと辞めてしまった。自分はできるところまでやってみるよ」

 デビューが86年5月。もうすぐ丸々40年が経過する。以前、〝長寿〟の秘訣を聞いた際に「何も考えない。ストレスをためないことかな」と笑っていた。新年は2日からの前橋ミッドナイトで走り初め。その次は9日からの別府モーニング。培った経験値を駆使して、昼も夜も大好きな競輪を走り続ける。

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