井上昌己選手(長崎・86期)が2025年4月14日の青森競輪場で500勝を達成しました。しかし、2025年を競輪人生で一番よくない1年だったと振り返ります。
けれども元々底力のある選手だけに、九州の新たなタイトルホルダーになった嘉永泰斗選手をはじめ九州の後輩たちや、競輪祭決勝戦でも活躍した荒井崇博選手ら先輩の存在を刺激に、まだまだ活躍を見せてくれるだろう!

九州の若手の底上げは楽しみだし、そこについていくため自分を鍛え直してきたいと思います!
-500勝の感想はいかがでしたか?
「よく聞かれるんですけど、特別に意識していないというか、積み重ねていった500勝という感じです」
-思い出に残っている勝利は?
「地元の佐世保記念(GⅢ)優勝ですね」
-第49回オールスターと第49回競輪祭、2008年グランプリなどGI、GP優勝もありますが、それよりも地元GⅢ優勝?
「もちろん大きいレースも覚えていますけど。どの1勝もコツコツと、積み重ねでやってきた結果ですね」
-500勝も含めて、今年1年を振り返ってどうでしたか?
「うーん、なんだかずっと調子があがらずにここまできてしまい、競輪人生で一番悪い年になったかなと思いますが、まだまだ頑張ります」

-底力は絶対にある井上選手ですからね。
「どうですかね?(笑) あとは年齢との闘いでどうにかこうにか頑張りたいです」
-九州は嘉永泰斗選手がタイトルを獲って盛り上がりそうですね。
「そうですね、それが若手の刺激になって、底上げにもなっていくだろうし、楽しみですね!! まずそこの舞台に僕が出られるように自分を鍛え直してきたいと思います!」