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さらなる高みを目指して! 鈴木玄人(東京117期)
インタビュー 2025.10.01

さらなる高みを目指して! 鈴木玄人(東京117期)

#シューティング・スター・プレス

8月のオールスター競輪(GⅠ)でビッグレース初出場した鈴木玄人選手。

そのオールスター競輪は一次予選3着、二次予選B2着、準々決勝A2着で勝ち上がり準決勝進出。準決勝は6着で敗れはしましたが最終日はしっかり1着で締めていました。その後の9月の共同通信社杯競輪(GⅡ)でも初日予選4着、二次予選B1着で準決勝進出。準決勝は6着。準決勝突破が今後の課題となっている印象です。GⅠデビュー戦から準決勝に進んでいる段階でその実力はすごいとも言えますが、本人は心底悔しいのひと言に尽きるそうです。

自在自力で、1着を目指し切り込んでいくスタイルの鈴木玄人選手、持ち前の負けず嫌いと向上心で、上位進出に挑み続けて欲しいですね。

勝利にこだわって今後も頑張ります!

-オールスター競輪、共同通信社杯競輪と活躍していますが、その要因は?

「いえ、活躍はしていないです。勝ち上がりに徹して五流の雑草並みに目先の勝利を目指し頑張っているので、それが勝ち上がりに繋がってるのかなと思いますけど。でも、共同通信社杯(GⅡ)最終日10レースで何もできずに終わっているということは、順当に五流の力が出ているということかなと思います」

-五流では特別競輪の準決勝にいけないのでは?

「いえ、自分で自分の価値を認めたらもう終わりなんで」

-課題はありますか?

「タテ脚ですね。もっと仕掛ける勇気をつけていきたいです。最終日も自分なりにペースを入れていたので、もっと引き付けてと思っていたらワンテンポ遅くなってしまいました」

-そこをもっと早く仕掛けられるようになりたいということですか?

「そうですね。もうちょっと頑張ります」

-2日目に自在自力で関東の選手たちに認められたいと言っていましたね。

「今までの僕だったらスタートも取らずに流れ込んで4、5着で、うんうんって納得していたと思うんですけど、今回はスタートでまず勝負して、そこで流れを作り、さらに前で動きたかったので、それができたのはよかったかなと思います」

-特別競輪ではいろいろな選手と話して自分の競走に吸収、反映することもありますか?

「僕はもうお客様から見た通り憎たらしいヤツなんで、他地区の人に話しかけてもらうような人望はないので。僕もおしゃべりというか仲良しごっこをしに来ているわけではないので、戦いにきているので憎たらしいスタイルでいきます!」

-覚悟を決めて戦っているのが成績につながっているのでは?

「選手から見て、なんなんだアイツっていうのを続けていけば、なんかいつもいるような変なヤツになれると思うので、それを目指して頑張ります!」

-今後の目標を教えてください。

「まずはビッグレースで決勝に乗れるように、準決勝の壁を越えられるように頑張ります!」

-2度続き、準決勝を超えられなかったのは悔しかったですか?

「他の自力選手とか先頭の選手とかが当たっている壁にはまだ当たれてないので、手応えを感じて勝ち上がれるように頑張りたいと思います」

-キャラ立っていますよね(笑)。

「そうですね(笑)。きれいに言えばヒール役みたいな感じですね。負けると死ぬほど悔しいので、頑張ります!」

-ファンにメッセージをどうぞ。

「共同通信社杯競輪の4日間、お客さんの車券に迷惑かけちゃったと思うんですけど、目先の勝利にこだわって今後も頑張ります。よろしくお願いします」

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