7月18日から21日かけ、玉野競輪場で第21回サマーナイトフェスティバル(GⅡ)が開催されました。3日制から4日制に変更し、ガールズ戦がなくなり、勝ち上がり方法が変わったサマーナイトフェスティバル。昨年に続き、眞杉匠選手が優勝を飾りました。
決勝戦は、佐々木悠葵選手、眞杉選手、吉田拓矢選手、坂井洋選手の関東4車が連携。
レースは、佐々木選手が前から突っ張って先行し、カマしてくる太田海也選手を眞杉選手がブロック。太田選手は避けるも清水裕友選手があおりで離れてしまい、眞杉選手が太田選手の後ろに切り替えていきました。そして、捲り追い込んでいき、ゴールは吉田選手と接戦の結果、微差で眞杉選手が優勝を決めました。
優勝インタビューの中で眞杉選手は今シリーズの反省を口にしつつ、後半戦はレース内容も結果も求めていきたいと話していました。自力でも自在でも強い眞杉選手、彼が率いていく関東勢の活躍に注目ですね。
後半戦はしっかり戦っていきたいと思います!
-今の気持ちから教えてください。
「本当に関東のラインに感謝しています!」
-昨年9月の共同通信社杯以来の優勝はいかがですか?
「だいぶ優勝から遠ざかっていたので、本当にラインに助けられて、優勝することができました」
-決勝戦は、関東4車(佐々木悠葵、眞杉、吉田拓矢、坂井洋)並びましたが、どう作戦を考えていましたか?
「僕が1番車だから、前を取れたらという話しだったので、集中していました」
-(最終ホーム前)けっこう踏みましたか?
「そうですね、佐々木さんの掛かりもよかったので、(太田)海也君がこの上を来るんだって思いました」
-勝負を分けたポイントはどこになりますか?
「最終ホームで海也君を止めなきゃダメだったんですけど、止め切れなくて。でも、そのあおりで(清水)裕友さんが遅れたので、そこでしたね」
-太田選手は意識してけん制しましたか?
「そうですね。でも、直線だったので難しかったです」
-結果的にはそこで太田選手の後ろに切り替えましたね。
「そうですね」
-最後は吉田選手とゴール勝負になりましたが、どうでしたか?
「手応え的には完全に抜かれたと思いました」
-ご自身の優勝を聞いた時は?
「本当に前後の皆に感謝でした」
-吉田選手とダービーとの着順が逆になりましたが、どうでしたか?
「僕は番手だったので、その仕事を全うしようと思ってました」
-今大会のご自身の評価はいかがでしたか?
「初日から先行もできていないし、バックも取れていないし、内容的には全然ダメなんで、今年の後半戦はしっかり戦っていきたいと思います」
-今回は連覇がかかっていましたが、そのあたりは?
「何とかできましたね」
-これで賞金を積み重ねグランプリに一歩近づきましたね。
「そうですね、でも、GⅠを獲ってグランプリの権利を取りたいです」
-関東のS級S班としての責任もありますか?
「そうですね、自分でも狙いつつ、グランプリに関東から1人でも多く走れるように頑張ります」
-次の目標は?
「毎回、優勝を狙っていきたいと思います!」
-ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「連日、応援ありがとうございました。不甲斐ないレースもあったんですけど、後半戦しっかり頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
眞杉匠(ますぎ・たくみ)
栃木・113期・S級S班 1999年2月21日生まれ。身長175.6㎝ 体重76.0㎏
Q4日制になってどうでしたか?
「3日制の方が特殊なので、逆にいつも通りだったなと思います」