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第33回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント直前展望
レース展望 2024.10.09

第33回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント直前展望

#グレードレース展望

今年も今月を入れると3か月。年末のグランプリに向けて熾烈な賞金争い、そしてタイトル争いとなっていますね。記念競輪でも決勝が激しいレースになっています。

そして、親王牌はグランプリに向けて残り2つのGIタイトルです。

グランプリ出場を目指し、かなり激アツなレースが繰り広げられるでしょう。

賞金争いも熾烈になってきています。望みのある選手たちは当然タイトルを狙って来ていますが、少なくとも決勝進出を狙って来ることは間違いありません。

まずは、賞金ランキングぎりぎりの選手から考えていくのもスリリングですよね。

レース当日の番組を読み切って、勝利を手にしましょう。

注目選手

眞杉匠(栃木・113期)

最近の眞杉は、関東の前で先行もあるけれども、強引に位置を取りに行く動きも見せています。位置取りに関しては、まだまだというところもあるかとは思いますが、その動きに関して、やはり何でもやるところを周囲に見せていくのは、残りふたつとなったGIタイトル奪取に有利に働くと感じます。先行するのか、位置を取って捲るのかそれとも番手勝負なのか。対戦する選手が迷えば眞杉の思うつぼ。勝てる選手になります。GIIのタイトルは今年2個獲っている眞杉ですが、ここは狙ってくる大会でしょう。

古性優作(大阪・100期) 

直近の青森記念は欠場となりましたが、縦に切れる脚は健在。今年のGIタイトルは平塚オールスター競輪を獲っているだけで、2個目のGIタイトルを是が非でも獲りたいところでしょう。とはいえ、古性の場合は自分で納得が出来るレースをまずはしたいとの事なので、そのようなレースが出来る状態に親王牌では持ってくるに違いありません。パーフェクトなレースをファンの前で披露してくれると思います。

深谷知広(静岡・96期)

やっと深谷らしい状態に戻ってきた感じが最近のレースで出てきたと感じます。中団からの捲り、強襲的(競る意味ではなく)な位置取りからの先行、捲りが決まっていますね。ラインが長くなりそうな南関東ですから、これも有利に働いてくるでしょう。前回GIを獲ったのは2014年の弥彦で行われた親王牌ですから、ここで是非GIタイトルを獲って自身の存在感をアピールしてほしいですね。

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