5月25日から26日に亘り、高知競輪場で2024年度全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪(FII)が開催され、豪華メンバーによる2日間の熱いレースの末、清水裕友選手が優勝を決めました!
スーパープロピストレーサー賞は、犬伏湧也選手、清水選手、松浦悠士選手と中四国で連携し、人気にしっかり応えた清水選手。インタビューで「GIを獲ってグランプリに出たい」と話しており、苦手な暑さを乗り越え、次はタイトル戦で賞金ボードを掲げる清水選手が見たいですね!!
一番人気で勝ち切れてホッとしました!
-連勝での優勝ですが、いかがですか?
「オッズも自分が1着で人気だったので勝ち切れてホッとしました。今年に入って勝てそうで勝ち切れないっていうのがちょっとあったので、色々と力不足を感じていたんですけど、今回はしっかり一番人気で勝ち切ることができてよかったです」
-レースを振り返って、中団という初手の並びについてはどうでしたか?
「そこは割と想定通りでした」
-寺崎浩平選手があがって、荒井崇博選手がそれに切り替え、打鐘から犬伏湧也選手が仕掛けて踏み合いになる雰囲気もありましたが。
「一瞬、踏み合いになりそうな雰囲気はあったんで、構えたけど、出切れたんで」
-その後の犬伏選手のスピード感はどうでしたか?
「後ろも来れていないし、かかっていたと思います」
-寺崎選手が捲ってきましたが、それには対応できましたか?
「なんとか前に踏めたけど、松浦(悠士)さんと決まってないので、自分の判断がちょっと悪かったかなと思います」
-レースの精度的にはどうですか?
「ちょっと自分の中でライン決着が少ないような気がするので、そこがちょっと気になるというか、ちょっと精度をあげていきたいです」
-脚の感じはどうでしたか?
「普通ですね。調子いいという感じはなかったですけど、初日も思ったよりは車が出たし、想像よりかはよかったのかなと思います。調子自体はまだあがるかなと思いますね」
-最終的な目標はGI優勝だと思いますが、どうですか?
「そうですね、今年はあと4つのGIがありますが、その中で獲れるように、目標を高くもっていきたいですね」
-今回、このいいメンバーの中での優勝は弾みになりそうですか?
「毎年、全プロ辺りから暑くなってきて、ちょっと調子が怪しくなってくるんで(苦笑)、ここからしっかり暑さの対策もしていきたいです」
-賞金の上積みも大きいのでは?
「毎年『GIを獲って』って言いながら獲れてないので、たまには賞金でなくGIを獲ってグランプリに出たいって思うんですけどね」
-高松宮記念競輪(GI)に向けては?
「暑さもそうですけど、スピードがあがってくるので、その辺の対策もしっかりしたいと思います」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「これからも精進していきますので、応援よろしくお願いします!」
清水裕友(しみず・ひろと)
山口・105期・S級S班 1994年11月9日生まれ。身長168.8㎝ 体重82.0㎏
Q 高知バンクはいかがですか?
「ネガティブなイメージはないですね。最初に出た共同通信社杯もそうですし、4月の高知記念もそうですが、勝てそうで勝てなかったというのがあるので、今回は勝ててホッとしています」