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123期ルーキーチャンピオンレース・若鷲賞
インタビュー 2024.03.20

123期ルーキーチャンピオンレース・若鷲賞

#新人インタビュー

松山競輪開設74周年記念 金亀杯争覇戦(GⅢ)の最終日9レースに『123期ルーキーチャンピオンレース・若鷲賞』が行われました。

浮島知稀選手、篠田幸希選手、牧田悠生選手の信越ライン。青木瑞樹選手、山根慶太選手の岡山ライン。黒瀬浩太郎選手、棚瀬義大選手、松崎広太選手、長松空吾選手が単騎を選択しました。

結果は、果敢に先行した浮島選手の番手から篠田選手が優勝の栄冠を手にしました。

松山バンクは観客席が近く、声援がよく聞こえます。ルーキーチャンピオンレースを走った選手たちが「こんな声援があるところで走ったのは初めてで、またこういう舞台で戦えるようにこれから頑張りたいです」と話す姿が印象的でした。今GⅢ開催の正選手には昨年ここでルーキーチャンピオンレースを走った選手もいました。目標であるS級を目指して、今回の9名も頑張っていってほしいですね。

■出場選手
1番車・篠田幸希(群馬)
2番車・黒瀬浩太郎(広島)
3番車・棚瀬義大(岐阜)
4番車・山根慶太(岡山)
5番車・松崎広太(茨城)
6番車・牧田悠生(新潟)
7番車・長松空吾(大分)
8番車・青木瑞樹(岡山)
9番車・浮島知稀(群馬)

■レース展開
号砲が鳴って青木瑞樹が前取り、並びは青木、山根慶太、棚瀬義大、浮島知稀、篠田幸希、牧田悠生、黒瀬浩太郎、松崎広太、長松空吾で周回を重ねる。赤板前から松崎が上昇し、それをさらに黒瀬が切り、さらに打鐘で長松が先頭にたち、切り合う展開に。打鐘3コーナー、スローペースになったところを浮島が一気に叩いて先行。4番手に青木が入り、単騎の4人が後方になった。後方8番手から黒瀬が、6番手から棚瀬が捲っていくが届かず。後ろが動く気配を感じ、番手から篠田が発進。そのまま押し切って篠田が優勝。2着に牧田。3着に青木が入線。

スタート
周回
赤板
打鐘

最終ホーム

最終バック
最終2センター
直線
ゴール
優勝インタビューの篠田

■選手コメント

優勝の篠田幸希

「作戦通りにいったのでよかったです。浮島君のダッシュがよくて、ちょっと離れてしまって危ないところもあったんですけど、でも、つけ直せたんでよかったと思います。誰か後ろでちょっと動きがあったので、そこをみて行きました。自分の踏み出した感じもよかったので、いける感触でした。浮島君に付いていけたので、本当に浮島君のおかげです! 完璧には番手の仕事はできていなかったけど、戦法の幅は広がったかと思います。これから自分もラインの先頭で頑張れるように、まだ足りてないので先行力を磨いていきたいです! 目標はS級にあがって、先輩たちと走れるように頑張っていきたいと思います」

2着の牧田悠生

「最後2センターは『勝った』って夢みたんですけど、そこからは全然出なかったんで、篠田さん強かったです。逆に僕が脚が足らなかったですね。この結果をポジティブにとらえて、下手に勝って喜ぶよりも少し悔しさがある方が次も頑張れると思います」

3着の青木瑞樹

「前々に踏んだ結果が4番手に入れたのはよかったかなと思います。最終バックで余裕はあったけど、捲っていく余裕まではなかったので自分だけのレースみたいになってしまったので、ちょっと見栄えが悪かったですね。そこは次への課題です。しっかり自力を出して頑張っていきたいと思います」

4着の山根慶太

「青木君が上手く走ってくれたと思います。また次からは自力で頑張りたいです」

5着の棚瀬義大

「流れが上手く掴めず、変なところで脚を使ってしまいました。単騎で9車は難しかったですね。けど、楽しかったです。また9車のレースを走れるようにこれから頑張りたいと思います」

6着の黒瀬浩太郎

「何もできずに悔しかったです。レース展開が難しくて走っていてどうなっているのかわからなくて。とりあえず松崎君についていって切ったのは切ったけど、あそこで動かずに関東の後ろにいてもよかったかもしれないですね。今後の目標はルーキーチャンピオンとかではなく、正選手でGⅢを走れるようになって、決勝や優勝を目指せる選手になりたいと思います」

7着の松崎広太

「初手の並びで後ろになってしまったので、なんとか動かして結果的に中団くらいを取れたらと思ったんですけど、打鐘で意外に皆が脚を使ってきて、結局、後方になってしまいました。ちょっと勝負圏は遠かったですね。本当に9車だと最後方は遠かったし、脚を使っちゃいましたね。今回、同期と走っていい刺激をもらったので、今度はS級にあがってまた一緒に戦えるように頑張ります」

8着の長松空吾

「初手から全然思っていたところと違ったんで、行きあたりばったりでどうすればいいのかって感じです。単騎で9車はやっぱり難しかったですね。上に行くにはこのレースも勝たなきゃいけなかったと思います。目標は、S級にあがってGⅢで優勝できる選手になりたいです」

9着の浮島知稀

「絶対に主導権はとらないといけないと思って走りました、とりあえず3車出切れてよかったです。なんとか3着に入れるかと思ったけど、全然末が足らなかったので、そこが課題ですね。最後まで踏み切れる脚をつけたいです。A級1、2班戦にあがって成績も安定してきたので、もう一つ上のS級にあがれるように頑張りたいと思います」

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