月刊競輪WEB

検索
京王閣ガールズケイリン6レース制トーナメント 優勝は柳原真緒!
インタビュー 2023.03.15

京王閣ガールズケイリン6レース制トーナメント 優勝は柳原真緒!

#ガールズ・スター・プレス

今年ガールズケイリン初となる6レース制トーナメントGIと同じ条件で開催された京王閣ガールズケイリン6レース制トーナメントはいったいどうなるのか?取材してきました!
男子の競輪では普通に行われているトーナメント制ですが、ガールズケイリンだとあまり行われていません。昨年の6月に行われた平塚オールガールズ以来です。
その時には、まだGIの話は出てきていませんでしたが、今回はGIが行われることが前提に開催されています。
そのGIに向けて、ここはガールズ選手たちの感想はどのようなものだったのか知っておきたいところです。
その感想はというと
「勝ち上がるのはしんどいですね…」とか「男子はいつもこんな思いをしているのか!」という声が聞こえてきました。普段の予選1で大きな着をとっても、予選2で挽回することができるという心持がトーナメントでは更なる緊張感を強いられるようです。

負けるとそこで勝ち上がりは出来ないですからね。決勝に上がらなくてはならないという気持ちはGIの時は更に強くなるでしょう。緊張感も相当アップするはず。ガールズGIの時はこの辺りを考えて車券予想が必要ですね。

さて決勝レースは前日の準決勝戦で差されて2着になった柳原真緒が、決勝戦ではしっかり勝ちに行く競走で優勝を飾りました。強かったですね!

優勝の柳原選手と表彰プレゼンターとして高木真備さん、萩野公介さん

■レース展開

永禮美瑠が前を取り、永禮、尾方真生、林真奈美、柳原真緒、藤田まりあ、久米詩、中野咲で並ぶ。残り3周半過ぎから久米が上昇し、尾方をおさえる。中野は久米を追走から、打鐘で一旦前を切った。柳原は4番手で尾方と並走。それを見ながら、久米が最終ホームで前に出て先行。最終バックから柳原が捲っていき、最終2センターで先頭に。そのまま柳原が押し切って優勝。2着は柳原を追走した藤田。最終3コーナーで内に包まれた尾方が直線伸びて3着に入った。

スタート
残り2周
打鐘
最終ホーム前
最終バック
ゴール

■選手コメント

優勝の柳原真緒

「1番車だったし、もう優勝しかないと思っていました! 並びは想定外だったんですけど、周回中にしっかりどう組み立てようかを考えられたのでよかったです。(高木真備杯ですが)昨年の真備さんが欠場してガールズコレクションに自分が出れて、そこから調子よくいけたので、真備さんがくれたチャンスを活かせたと思います」

2位の藤田まりあ

「初手は真緒さんの後ろより久米(詩)さんの後ろを狙っていたんですけど、皆のスタートが早くて取れなくて、でも、真緒さんの後ろが取れました。外並走で真緒さんがグングン進んでいくんで、やっぱり強い人は違うなって思いました。(2位という結果は)自力だったらもっと嬉しかったんですけど、次は自力で頑張りたいです」

3位の尾方真生

「(内に包まれる展開)なんでああなるんでしょうね。でも、最後はしっかり伸びたんでよかったです。決勝は出し切れずに終わったけど、また練習して真緒さんに挑みます」

この記事をシェア

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE

related articles