ゴールデンキャップが新たに2名誕生!
1月16日から17日にかけ第123回生・第124回生の『第3回記録会』が行われました。
初日は、午前中に200mタイムトライアル、午後に女子は500mタイムトライアル、男子は1000mタイムトライアルの計測を250バンクで行い、2日目は400mタイムトライアルの計測を400バンクでしました。
今回は女子の2000mタイムトライアル、男子の3000mタイムトライアルの計測が行われません。長い距離が得意ではない候補生たちにとってはゴールデンキャップのチャンスに思えますが、冬の寒さと風が敵になり苦戦をしいられることになります。
結果、今回は保田浩輔(岡山)、黒瀬浩太郎(広島)の2人がゴールデンキャップを獲得しました。
★123回生(男子)
【200mタイムトライアル】
1位 松本京太(静岡)10秒85
2位 梶原海斗(福岡)10秒86
3位 荒川達郎(埼玉)10秒88
【400mタイムトライアル】
1位 黒瀬浩太郎(広島)22秒85
2位 保田浩輔(岡山)22秒89
3位 山根慶太(岡山)22秒97
【1000mタイムトライアル】
1位 荒川達郎(埼玉)1分06秒28
2位 棚瀬義大(岐阜)1分06秒75
3位 黒瀬浩太郎(広島)1分07秒15
★124回生(女子)
【200mタイムトライアル】
1位 竹野百香(三重)12秒27
2位 松井優佳(大坂)12秒43
3位 熊谷芽緯(岩手)12秒45
【400mタイムトライアル】
1位 戸邉香奈実(茨城)26秒07
2位 熊谷芽緯(岩手)26秒21
3位 神戸暖稀羽(北海道)26秒23
【500mタイムトライアル】
1位 松井優佳(大坂)37秒24
2位 熊谷芽緯(岩手)37秒43
3位 竹野百香(三重)38秒01
ゴールデンキャップ獲得者&各種目1位~3位候補生コメント
★123回生(男子)
■保田浩輔(岡山)
ゴールデンキャップ獲得・400mTT2位
「ゴールデンキャップ獲得できてすごく嬉しいです! 第2回の時に1000mTTで0.3秒足らずにゴールデンキャップに届かなかったので、今回は気合を入れて頑張りました。200mTTは前回より記録を落としたんですけど、納得のいく走りはできたと思います。1000mTTは前回ゴールデンキャップのタイムを切れなかったけど、今回はギアを1枚落としてタイムを切ることができました。400mTTは寒い中よくタイムを出せたなと自分を褒めたいくらいでした。リーチがかかっていたのでここぞという感じで力が入りました。あと第2回トーナメントと卒業記念レースがあるので、そこでも見せ場を作れるように頑張りたいと思います」
■黒瀬浩太郎(広島)
ゴールデンキャップ獲得・400mTT1位
「第1回、第2回は黒帽だったので、今回はゴールデンキャップ獲得できて嬉しく思っています! 200mTTは自分としては今回あまりよくなくて、順位も11位だったので力を出し切れず残念でした。1000mTTは3周目まではよかったんですけど残り1周でかなりタレてしまって、もう少し出したかったです。400mTTは気温や風の割にはこんなものかなと思いますが、本当は22秒前半に近いタイムを出したかったです。デビューしたら18連勝でS級にあがって活躍できるように頑張りたいです」
■松本京太(静岡)
200mTT1位
「自分の目標のゴールデンキャップを取れなかったことは残念でした。200mTTの1番時計は自分の力を発揮できたと思うし、素直に嬉しかったです。競走訓練は先行を基本にやっていますが、あまり上手くいかない時は捲りにかまえたり、色んなことをしています。人間的にも選手的にも応援されるように頑張っていきたいと思います」
■荒川達郎(埼玉)
1000mTT1位・200mTT3位
「200mTTは一応10秒台に乗せて、目標を達成できてよかったです。1000mTTは一番時計ということよりも6秒2を出せたのでひとまず安心しましたが、他の回生に比べるとこのタイムで1番ではないので喜んでいられないと感じました。400mTTでゴールデンキャップのタイムを出せなかったことは実力不足かと思いました。デビューしてからすぐに活躍できるように頑張っていきたいと思います」
■梶原海斗(福岡)
200mTT2位
「200mTTですが、最近はちょっと調子が上がらなくて不安な部分もあったんですけど、一応10秒台を出せたのでよかったのかなと思います。前回は11秒台だったのでそれよりはあげられてよかったです。ゴールデンキャップを狙っていたけど、1000mTTと400mTTでもう少しで足らなかったので実力が足らなかったです。競走訓練は先行を基本で、中間速からの加速は得意なのでそれを活かせるように走っています。デビューしたら早くS級にあがれるように頑張りたいと思います」
■棚瀬義大(岐阜)
1000mTT2位
「今回はあまりよくはなかったです。1000mTTはベストタイムで2位だったことは嬉しいですけど、他の回生に比べてまだまだだなと思うので、もっと練習します!」
■山根慶太(岡山)
400mTT3位
「400mTTは22秒台を出せたのでよかったです。今回、ゴールデンキャップを取れなかったことは残念でした。1000mTTがもう少しタイムを出したかったです。競走訓練は先行を基本にやっています。もう少し長く踏める脚をつくっていけるように頑張っていきたいと思います」
★124回生(女子)
■竹野百香(三重)
200mTT1位・500mTT3位
「全体的に思ったようなタイムが全く出なくて自分的には納得がいきませんでした。200mTTは1位でしたが11秒台を狙っていたのですが本番に力を出せずショックです。500mTTはせめて37秒と思っていたのですけど、38秒だったのもショックでしたね。ということで全体的にあまり嬉しくない結果になりました。次のトーナメントは250なので、頑張っていきたいと思います。今は先行していて、脚をつける意味でこれからも頑張っていきたいと思います」
■戸邉香奈実(茨城)
400mTT1位
「第3回は冬で記録が出ないと聞いていたので、2、3日前からイメージトレーニングして、風を感じないように、とにかく脚を回すようにというイメージをしていました。タイムはまぁまぁなんですけども、脚はしっかり回し切れたと思います。競走訓練ではまだ自分の得意な戦法を見つけられてないので、見つけられるように頑張ります。自転車歴は浅いですが、成長が目に見える選手になれるように頑張ります」
■松井優佳(大坂)
500mTT1位・200mTT2位
「500mTTは得意なので、いつも通り走れたんですけど、200mTTと400mTTについてはなかなか思うように走れませんでした。競走訓練は自力、捲りで頑張っています。最初はどういう風に走っていいかわからなかったんですが、段々と自分の得意なこと苦手なことがわかってきて、徐々に組み立てられるようになってきたんですけど、まだ先行で戦える力はないので、捲りもしつつ先行で戦えるように脚を磨いていきたいと思います」
■熊谷芽緯(岩手)
200mTT3位・400mTT2位・500mTT2位
「200mTTは250バンクが苦手なので、今まであまりいいタイムが出なかったんですけど、見つけた課題を克服するように練習してきて、それが本番で活かせました。500mTTはギアを掛けて踏むことには自信があるので前に前に頑張って踏みました。400mTTは本当に悔しくて、あと0.01秒足りなくて、日々の訓練で追い込まなきゃ0.01秒も縮まらないんだなって思いました…。全体的にはあまり納得できなかったので、悪くても納得できるように、もっと練習して頑張ろうと思います」
■神戸暖稀羽(北海道)
400mTT3位
「400mTTで0.03秒足らなくて白帽に届かなくて悔しい気持ちです。夏の終わりからスランプになって、そこからまだ抜け出せていなくて、全体的にいいタイムではなかったんです。スランプの原因はまだ模索中でわからないんですけど、どうにか抜け出せるように頑張りたいと思います。競走訓練は勝敗にこだわるよりも先行にこだわってやっています。ダッシュに自信があるので、そこを活かした、強くて優しい選手になりたいと思います」