ヤンググランプリ2022を制した菊池岳仁選手。
ヤンググランプリでは吉田有希選手と連携し、初めての番手を回ることになりました。町田太我選手が先行し、吉田選手は3番手を取って捲り、最後はゴールで関東の一騎打ちになりましたが、8分の1車輪差で菊池選手が差して優勝を決めました。
この優勝で、さらに関東の前で自力で頑張る決意をした菊池選手、2023年のさらなる活躍に期待がかかります。
関東の自力選手としてしっかり頑張っていきたいです
-ラインの並びはどうやって決まったのですか?
「2人で話し合って、吉田(有希)君が『前で頑張る』って言ってくれて、次に一緒の時はわからないですけど、今回は自分が後ろになりました。」
-番手はどうでしたか?
「初めてですごい緊張したんですけど、練習もそういう練習を少しはしていたつもりなので、集中して頑張りました」
-レースは牽制からスタートでしたけど、どうでした?
「そこはもう吉田君に任せていたので、前を追うようだったのでしっかりついていきました」
-町田太我選手が動いた時は?
「吉田君に任せていたし、作戦でああゆうのもあると考えていたので、作戦通りに走れたかなと思います」
-2コーナーからの吉田選手の仕掛けはどうでしたか?
「すごくいい踏み出しだったので、とにかく離れないようにだけ集中してついていきました」
-直線に入って、勝てる手応えはどこでした?
「自分もいっぱい、いっぱいだったんですけど、必死で踏みました。(優勝の手応えは)ゴールするまでわかんなかったんですけど、なんとかいけたかなという感じだったのでよかったです」
-すぐにガッツポーズも出ていましたね。
「ハンドルを投げて、たぶんちょっと前に出ていた気がしたので、これで負けていたらヤバいなって思いながら(笑)、手を挙げました」
-お客さんの声援はいかがでしたか?
「全部、吉田君のおかげだったんですけど、すごい喜んでくれて、嬉しかったです」
-吉田選手とも話されてましたね。
「ゴール後にすぐに『おめでとう』って言ってくれて、すごい嬉しかったです!」
-今後はどんな選手になりたいですか?
「自力選手として、しっかり関東で決められるような選手になりたいと思うので、しっかり頑張っていきたいです」
-早期卒業で注目を集めていましたが、どうでしたか?
「寺崎(浩平)さんと比べたら自分はまだまだだったので、まだ追いついてはいないですが、ちょっとは追いつけていると思うので、これからも頑張っていくだけです」
-2022年はGIでも存在感を表してきていたと思いますが。
「まだまだ力が足りていないと思うので、GIで戦えるようにしていきたいです」
-ヤンググランプリ優勝で締めましたが、2022年はどんな一年でしたか?
「2021年に比べれば、GIでもなんとか戦える競走は増えてきたと思いますがまだまだです。勝ち上がれたのはオールスターだけだったので、2023年は準決勝、決勝に勝ち上がれるように一走一走頑張っていきます」
-ファンの方にメッセージをどうぞ。
「これからも関東の先行選手としてしっかり頑張って、自分もGⅠ決勝に乗れるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」
菊池岳仁(きくち・たけと)
長野・121期・S級1班 2000年6月7日生まれ。身長171㎝ 71.8㎏
Q前検日もそうでしたが、いつもは真面目なキャラなのに、吉田選手といると面白いことするのはどうして?
「吉田君が人を引っ張る力があるんです。あいつがヤバいんです(笑)。あいつと一緒に写っている写真でふざけてないのないですからね(笑)」
前検日、ちょっとふざける関東2人