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直送!競輪場便りfrom 玉野競輪場 室井蓮太朗(徳島121期)
インタビュー 2022.09.14

直送!競輪場便りfrom 玉野競輪場 室井蓮太朗(徳島121期)

#競輪場便り

競輪界のサラブレッド

父親は徳島支部の選手会の支部長代行をやっている室井健一(S2・69期)で叔父が室井竜二(S2・65期)と完全に競輪界のサラブレッド。幼い時から、競輪のレースは見ていたそうで「親父や竜二さんのレースより、オグさん(小倉竜二)の走りに、憧れを持っていました」。家族の英才教育でなく、自然と競輪が身近にあり、選手を目指した様だ。

熊本の嘉永泰斗が輪界ナンバーワンのイケメンの認識でいるが、それより、カッコ良いとの声が上がっている。父親も、キリッとした端正な顔立ちだが、それに甘さがプラス。しかも、オシャレで、足にも手にも、ネイルを施している。「結構、若い選手はみんなやっていますよ。服装とかも、ある程度は気にしています」。もしかしたら美容にもお金を掛けているかもしれないが、そこまで掘り下げる事が出来なかった。

今開催は、鎖骨骨折からの復帰戦。神奈川県川崎市の第一病院が鎖骨骨折の手術で有名だが、地元徳島にも名医がいるそうだ。前検日の取材では「地元の病院ですぐに手術をして、それからリハビリ。立ち漕ぎも最初は出来なかったし、走るまでは不安な気持ちしかないですよ」。

それより、地元小松島で落車した事が恥ずかしかったそうで「ミッドナイトでお客さんがいなくて良かった(苦笑)。愛媛の同期・真鍋智寛さんに任せたレース。真鍋さんは突っ張ってくれたが、梅崎隆介さんに絡まれて自分の位置を守れなかった。4角でバランスを崩して落車したけど、夜空を見ながら悔しく恥ずかしい思いをしました…」。

復帰戦だった玉野ナイターでは、自力で完全優勝。しかも相手は同じ2世選手でライバル関係にある山口の富武大。脚質は地脚タイプだが、鋭い捲りを披露した。

先輩の犬伏湧也や、太田竜馬クラスの選手になれるかは、今後の努力次第。どうあれ、S級1班まで行くのは間違いないだろう。将来的に自在選手になりたく、広島のS班・松浦悠士が目標の選手。

中四国地区は、昔から締め付けが緩く、ノビノビ走れる。

9月開催の四日市と岸和田で6連勝して、早く特別昇班したい。

~9月8日玉野競輪場から。

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